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投稿記事
大きな鉄骨造戸建て住宅のリノベーション。2階部分を全改修して、1階親世帯・2階子世帯の分離型2世帯住宅に変更する計画です。40帖の大きなLDKを生活の中心として、窓際に数珠つなぎに居室や水廻りを並べ、採光の取れない中央部には大きなパントリーとファミリークローゼットを配置、回遊性の高い間取りとしました。ファミリークローゼットの周りは間接照明でライティングした回廊として設え、冗長になりがちな大きな空間にメリハリを効かせています。
YYAA 山本嘉寛建築設計事務所 大阪府 建築家
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芝生の屋根があるガレージハウスでクルマと暮す
ご夫婦揃ってクルマとバイクが趣味だという建て主。 大切な愛車を風雨や盗難から守ることができる、ビルトインガレージの家を建てようと決めていたという。 建て主の要望は、住空間とガレージをうまく構成すること。 そこで、普通のガレージよりさらに車を身近に感じられるよう、ガレージを住まいの中心であるリビングの隣に配置。 愛車を眺めながら食事をしたり寛いだりといった日々の生活を楽しむことができる住まいをつくった。 もうひとつの要望は、雑誌で見てインパクトがあったという芝生の屋根。 人工地盤を屋根に乗せ、そこに芝生を植えた。 草屋根は断熱性が高く、夏の炎天下でも快適に過ごせるとともに、自然が多く残る周囲に溶け込んでいる。 内装はあえて仕上げを省き、構造合板を表しプレーンな印象に。 寝室以外の床はコンクリートの土間仕様となっており、ガレージもLDKも、庭へと続くテラスも同様の仕上げ。 生活空間とガレージの境界も、内と外との境界も曖昧になっている。 大切な愛車を近くに感じながら暮らすことができる、快適な住まいが完成した。