atelier cube
- 住所:
- 福岡県 福岡市南区三宅3-3-6-201
- 会社URL:
- http://www7a.biglobe.ne.jp/atelier-cube/
- FAX:
- 092-555-8094
清原 昌洋
福岡県
建築家
電話:092-511-3430
1972年岐阜県各務原市生まれ/1995年日本大学理工学部海洋建築工学科卒業/2000年atelier cube一級建築事務所設立/2009年~福岡建築系イベントARCH(K)INDY/アーキンディ共同運営/2014年建築輿論共同運営/現在、近畿大学産業理工学部、九州産業大学非常勤講師
受賞
「清星幼稚園北園舎」2005年JCDデザイン賞奨励賞、第18回福岡県美しいまちづくり賞優秀賞、2006年第2回木質建築空間デザインコンテスト一般建築部門賞、2009年第3回建築九州賞(作品賞)一般建築部門奨励賞受賞/2011年大分県立美術館設計者選定プロポーザルファイナリスト
住みながら変化を楽しむDIYの家
奥さまの実家そばに家づくりをスタートした建て主。
日曜大工や電気工作が趣味のご主人は、自ら手を加えていける家を希望した。
構造は鉄骨造りにし、DIYで手を加えられる部分は木、その他はスチールとわかりやすくデザイン。
ポリカーボネート製の外壁は、ご主人がメンテナンスを担当することになった。
足場と1階の軒を兼ねるキャットウォークを外周に設置し、大がかりな作業も可能に。
あるべきものを隠したくないという考え方に基づき、建て物の骨格や配線類はあえて現した。
玄関もガラス製の引き戸で大胆にフルオープン。
完成後は、玄関先にハンモックを設置したり、必要な場所に棚をつけたりと早速、大活躍のご主人。
家族を包む、フレキシブルでおおらかな家を楽しんでいる。
- 吹き抜け
- ウォークインクローゼット
- 土間
- ポリカーボネート
額縁の中に家族の風景、ひと繋がりの家
親世帯が住む母屋の庭に家づくりをすることにした建て主ご夫妻。
土間を作りたい、いろいろな場所でコーヒーを楽しめるようにしたい、という希望があった。
果樹や桜の木が生えている芝生の庭の豊かな自然をいかし、母屋と適度な距離に建物を配置。
外観は近隣に馴染みつつ、モダンな印象を与えるグレーのモルタルでシンプルなデザインに。
屋内はフレキシブルに使える土間を中心に、間仕切り壁を通して全体がつながる構造とした。
個室の集まりのような間取りは、役割を入れ替えても違和感なく使える可変的な構造。
間仕切り壁の立ち上がりには、腰かけたり可動式の板をレイアウトしたり自由に楽しめる。
ひと繋がりの空間が、変化する家族の生活をおおらかに受け止めていくだろう。
- ロフト
- 平屋
- 土間
- モルタル