せき たかし
小さな変形敷地を楽しむ家
上から見ると旗竿のような形をした変形敷地。
約6mの竿部分を差し引けば、建築に使える旗の部分の面積は実質20坪ほどしかない。
旗部分の敷地を細長い建物と中庭で分割し、中庭側に部屋が部分的に突き出すような構成とした。
動線を短くして便利にすることも大切だが、この旗竿状の敷地を生かすには、
あえて便利さは追求せず、空間の高低差で奥行き感を出すなど、
住み方にあわした楽しさを追求した。
acaa 神奈川県
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細長い敷地を生かす空間への仕掛け
施主が湘南の人気のエリアでやっと見つけた細長い敷地。
奥行き約19mに対して、間口が7mで奥になるほど狭くなる。
単なる細長い箱では、この長さを生かすことはできない。
長さを自然に体感できる魅力ある空間にするため、建物を折り曲げ、生まれた空間に前庭、中庭、奥庭と3箇所の庭を設けた。
さらに長さ、高さを生かすため、素材の色や質感の変化、そして光や視界に変化をつける様々な仕掛け空間に施した。
acaa 神奈川県
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