つくばエクスプレス沿線の守谷に住んでいます。

生まれは山形県酒田市、高校卒業後上京し大学入学、卒業後はゼネコンに入社、団体職員(自前建物の企画設計発注・維持管理)を経て,建築設計事務所勤務、住宅会社勤務を経て2002年に一級建築士事務所 翼プランニングを盛岡市内で開設、2011年から茨城県守谷市に居を移し、関東地方で北方型のエコな家作りを広めたいと活動しております。

エコ住宅の基礎はなんといっても熱損失をいかに抑えるかにかかっています。この点に関する意識の差は東北・北海道と関東では雲泥の差があります。

次に、本物素材を使った住宅を目指しています。今の住宅はあまりにも化粧サイディングなど本物とは言いがたい素材を使っていることがほとんどです。これは、何十年経ったときに、化粧がいっせいに薄く剥がれ、醜悪な町並みになるのではないかと想像出来ます。出来るだけ本物素材を使いたいものです。しかし、本物素材を使うと高コストとなります。そこで、コストを抑える工夫が必要となります。そこで、私が積極的に推し進めているのがCM分離発注方式です。過去、約20棟ほどの家をこの方式で竣工させてきました。

CM分離発注方式というのは、施主様とマンツーマンで密度の濃い設計仕様に関するキャッチボールを行えるという設計事務所ならではの長所を残しつつ、ハウスメーカーや工務店を間に入れないで、専門工事業者さん達へ直接工事を発注しますから、建築コストの透明性が高く、コストの無駄が少ない合理的な建築方式です。

数年前、ある方がハウスメーカーで作った図面を持ってこられ、いくらで建つか相談してこられました。専門工事業者に見積りを依頼し集計して、自分の分である設計監理料を計上し集計したら、分離発注には必ず必要なリスク調整予備費を加えてもなお、ハウスメーカーの見積り金額より安いことがわかりました。

しかし、設計監理料をせっかく払うのですから、わがまま言って、オリジナリティーあふれる家作りを本物素材で創った方がお得です。

建築に関すること、分離発注に関すること何でもお気軽にご相談ください。相談は無料です。