川添純一郎建築設計事務所
- 住所:
- 兵庫県 神戸市中央区新港町8-2新港貿易会館2階11号
- 会社URL:
- http://www.kawazoe-a.com/
- ブログ:
- http://kawazoede.exblog.jp/
- FAX:
- 078-327-6788
川添 純一郎
兵庫県
建築家
電話:078-327-6787
神戸で設計事務所を主宰しています。
心穏やかな、心地よい空間、10年、20年、、、時の移ろいの中で美しくある建築
そのような、建築を創っていきたいと考えています
cube×CUBE
建物は縦横高さの寸法が同じ大小2 つのの直方体( C U B E ) が重なった形状です。小さいc u b eの玄関から大きいC U B E のリビングへと、室内を移動します。
また、外部から内部、内部から外部への、相互のプライバシーの確保を検討しました。道路側、隣地から直接内部を見渡せる窓はありません。直方体の南東角と北西角を外部空間とし、此処に主な開口を集中しています。この角の外部空間には、プライバシーを守る事が出来る位置に開口を設けています。其処から光と風を有効に取り込む計画です。
2 階はトイレと収納を箱状にまとめたコアを中心に、寝室、子供部屋を介して回遊できる平面です。空間をつなげる事で、広く伸びやかに感じる様デザインしています。
- 中庭
- シンプル
- box
若ヶ谷の家・竣工後11年の写真
若ヶ谷の家は2003年に竣工し、11年目になる2014年に、再度撮影を行いました。
時を経ても、タイムレスに美しくあり続ける様子を記録したいと、考えました。
敷地の4面のうち2面は道路、1面は用水路を隔てた隣地に接している為、直接の隣地は西面
のみです。それぞれ銀行、郵便局、住宅、集合住宅が建ち、2~3階建ての低層の建物に
囲まれています。
元々この敷地が開けた場所であった為、道路の交差する角は、以前の見通しを確保できるよう
5.5m×9.0mのオープンスペースとしています。
建物は日本の風土の特性を生かした計画です。東西に長く配置しています。また、庇の深さを
1.1mとし、通風と直射光に配慮しています。
熱環境ではパッシブシステムを組み込んでいます。屋根面から集熱した空気をダクトで引き、
夏は排気し、冬は暖気として使います。
システムへ供給される電源は太陽光発電を使い、環境負荷の低減を実現しています。
使用している材料は、木、石、珪藻土など無垢の材料を極力用いています。
時の経過とともに美しく変化する様、デザインしました。
- シンプル
- 珪藻土
- 平屋
- 軒
- 玄昌石
- コンクリート
planar house
- 中庭
- シンプル
- 平屋
- 北欧家具
ba boxes
concept
敷地は区画整理された新しい住宅地にある。初めて敷地を訪れた際、周りには数件の住宅が竣工した状況だったが、設計の途中に隣地で次々と住宅が着工していった。
台形の敷地形状でもあり、周辺からのコンテクストは読み難い状況だった。
クライアントは外部からのプライバシー確保、個室の独立性、内部空間の変化を要望された。必要とされる諸室を幾つかのボリュームに分け、内外の距離感や視線のあり方を検討し配置を行った。その結果、建物は大きく3つのボリューム(箱)と、箱と箱の隙間に出来る動線で出来上がっている。LDKの箱、子供部屋の箱、寝室の箱であり、それぞれ1階の動線(廊下)でつながっている。2階へは箱毎の階段で上がり、3つの箱の独立性と、空間の変化を創り出している。
動線である廊下は、3つの箱の隙間に出来た外部のような内部空間でもある。箱の外側の壁の素材は、内外に関係なく連続し、それを強調している。
data
・所在地:たつの市
・用途:住宅
・設計、監理期間:2010年5月~2011年2月
・規模、構造:
①延べ面積:114.80㎡
②木造2階建て
・構造設計:正木建築設計事務所
・設備設計:サンキエンジニアリングサービス㈱
・施工:㈱大喜建設