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T.3nohe

住まい:
宮城県
性別:
女性

インテリアコーディネーター

身近な木材で雪と共存、合掌造りの家

合掌造りの家

昔から住み慣れた実家の敷地で、家づくりをスタートした建て主。
母屋とビニールハウスが並んだ土地は、福島の豪雪地帯に位置している。
雪との共存のため考えたデザインは、昔ながらの風景が残る地域にも馴染む「合掌造り」。

コストが抑えられ汎用性の高いSPF材を合計1,200本使用し、一本ずつビス止めして三角屋根が完成。
2階部分を設けるため、水平方向にも同素材の木を組み、木を編むようにして強度を高めた。

室内では格子状の間仕切り壁が、自然光や照明の光で美しい陰影を作り、風を通す。
構造体にも化粧材にも日本人に馴染み深い木を用い、機能的な家に仕上がった。
その土地にあるべき姿の建築を残すことは合理的であり、ひいては森林の活性化にも繋がるだろう。

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Life style工房 福島県  

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都会の小さなはなれで二拠点生活

はなれのはなれ

築35年の医院併用住宅の1階にあった駐車場をリノベーション。
狭くても天井の高い空間を活用するため、事務所兼住宅として使用することにした。
寝室と浴室は近接するワンルームマンションを借り、二拠点生活を選択。
2つの場所をつなぐ道路を外廊下として捉え、お互いをはなれのようなコンセプトでデザインした。

エントランスは、事務所の出入りと前面の空きスペースを活用するため木製の引き込み戸を採用。
防火地域のルールで3mセットバックしたので、テラスとしても使える玄関ポーチを設けた。
室内は公私の境を厳密に分けず、ゆるやかに使い分けのできる空間とした。

二拠点を移動する生活は、仕事とプライベートなどの切り替えがしやすいというメリットもある。
一般的な間取りの住宅では、子どもが独立したりという人生の節目で見直しが必要となることが多い。
複数の拠点を状況に合わせて使用する、新しい暮らしの可能性を感じる住まいに仕上がった。

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ihrmk 東京都  

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