スンまま
- 住まい:
- 三重県
結婚10年を過ぎそろそろ二世帯住宅も頭をよぎる今日この頃。
趣味はミュージカルや映画鑑賞です
空と共に暮らす平屋
新興住宅地の中でひときわ目を惹くモダンな平屋。
なだらかな切妻屋根、黒の外壁に覆われた落ち着いた印象の住まいの内部には、思いがけないほど大らかな空間が広がっている。
住宅街のため、住まいに取り込みたい景色は周囲にないが、平野部なので空は広い。
この開けた空を活かし、空を取り込んだ住まいをつくろうと考えた。
そこで、約90坪の敷地に建てた正方形の平屋の中央に、LDKとほぼ同じ大きさの中庭を設けた。
そして切妻屋根の南側の勾配部分を大きく切り取って、空へと開いた。
空を切り取る中庭を囲むように居室を配し、家のどこからでも空を眺めることができるように。
中庭にはウッドデッキを張って、第2のリビング・ダイニング、‟アウターリビング”とした。
隣地に建つ2階建ての家を視界に入れず空の景色だけを取り込むために工夫したのは、床の高さ。
中庭の北側にあるLDKの床は地盤より高くなっており、南側にある子供室や寝室は、中庭よりも65㎝ほど床が低い。
屋根の開口は南に行くにつれて低くなっており、視線が導かれて空が自然と目に入る。
計算された床レベルや開口部によって、視界を遮るものなく空の景色を楽しむことができる。
家のどこにいても空を近くに感じられる、開放的な平屋が完成した。
石井秀樹建築設計事務所 東京都
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旅の思い出を再現した家
ご夫婦の南フランスの旅の想い出を見事にこの家で実現しました。
室内は、南仏のアンティークな雰囲気を醸し出しながら上質な素材でまとめました。
まぶしいほどに白い外観はアールの壁面で丸みを持たせながらもシンプルなデザインに、手の込んだガーデンデザインもこのお宅の魅力を引き立てています。
有限会社大浦比呂志創作デザイン研究所 神奈川県
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開口部に工夫した建替えで手に入れた光と風。
敷地を最初に見た時から、南北に長い配置や「抜け」を狙った開口部の開け方は大筋で決めていた。
建替え前は、近隣の家と同様に南に庭をとり北側に寄せる配置だった。
南の庭の奥には樹木が茂り、手前の道路側は駐車場だったため、庭に面した1階のLDKへの採光が充分でなく、日中も照明をつけていたとのことでした。
建替えにあたり、家の再配置と開口部の開け方を大胆に見直した。
納谷建築設計事務所 神奈川県
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