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風景を切りとる多面体の家

まるでアート作品を想起させるような、エッジの効いた佇まい。
施主のセカンドハウスとして建てられた木造二階建は、眼前には東京湾、背後には崖という自然に満たされた環境にある。海風や日光に晒される環境の中で永続しうる建物を考えた結果、堅い殻をまとった巻貝のような形状になった。

三角形の連続で形づくられた構造は、折り紙のように立体的でほぼ直線で構成されている。
その中で特殊な存在となるのが、入ってすぐの大きな円柱とダイニングキッチン。
二つの曲線がアクセントとなり、居住スペースの印象を柔らかくする。

南から西にかけて二面にひらけたリビングの開口部からは、壮大な地平線を望むことができる。
見る場所や時間によって表情豊かになるパノラマは、この素晴らしいロケーションと特徴的な構造体だからこそ成せる技。外殻に守られながらも外にも広がるこの住まいは、安心感と自然との一体感が共存する理想の週末住居となる。

南から見る遠景

南から見る遠景

南からの外観遠景。
海水浴場までおよそ200m。
360°を青と緑に抱かれ、建物自体が浮遊しているかのよう。

南西外観

南西外観

外観を正面から見ると、樹木が群生する崖が背後に迫る。
敷地内にもともとあった石や草木、そして恵まれた景色を生かして建てられた。

玄関からの眺め

玄関からの眺め

玄関に入ってまず出迎えるのは、酒蔵の大樽を彷彿とさせる大きな円柱。

奥へと続く通路が狭まり、静かな空間をつくりだしている。

施主からの「素朴な素材」という要望を受け、内壁には染色したシナベニアを使用。

ダイニング・キッチンから見る

ダイニング・キッチンから見る

先ほどの円柱を逆側から見たところ。

中はトイレと収納を兼ねたスペースになっており、右手奥のゲストルームへと続く。

ダイニング・キッチン

ダイニング・キッチン

円形のテーブルが印象的なダイニング・キッチン。

階段の手摺も三角形に揃えられている。

壁組みを眠り目地で仕上げることで、多角形の面をより強調した。

リビング

リビング

吹き抜けの高さ約5.6mのリビング。
大きくとった開口部には、借景とよぶには壮大すぎる景色が広がる。
開口部建具にはヒバ材とアルミサッシュが組み合わされている。

二階寝室

二階寝室

リビング開口部は、二階寝室からでも眺望を満喫できる。

浴室・トイレ

浴室・トイレ

浴室から南西の地平線を見渡す。

庇の裏側までガルバリウムの外壁が張られ、細部にまで丁寧な仕事が施されている。

北西外観

北西外観

多角形が織りなすリズミカルな姿容は、シャープで躍動感にあふれている。
一番手前はゲストルーム。

リビングから北側を見る

リビングから北側を見る

リビングから全体を見渡すことができる開放的な構造。
間接照明で陰影をつくることで、しっとりとした奥行きある空間を演出している。

リビング夕景

リビング夕景

日が傾くと、西の空に太陽が沈む様を一望できる。

外観夕景

外観夕景

直線的なシルエットから、柔らかな明かりが優しく漏れる夕闇。

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ユーザー

株式会社 廣部剛司建築研究所
神奈川県 建築家

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