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多彩な空間が豊かな表情を見せる”アルゴリズム”

房総半島中部・君津市鹿野山にある週末住宅。
この見物は雄大な渓谷を見下ろす傾斜地に佇んでいる。

建物の外観は単純なキューブ。内部空間は田の字平面が二層に重ねられ、空間を仕切る壁面と床面と天井にキューブが入り込み、空間を抉り切り取っている。キューブ同士の角度はアルゴリズムによって相互に一定の値で角度がずれているのが最大の特徴だ。

アルゴリズムで定義されたキューブの回転角によって、それぞれの空間が多様に切り取られ、その小口はそれぞれの室に多様な空間を生み出している。
日中は天井のトップライトが光を室内に充満させ、内部空間は予想しない方向から光線が交錯する。
敷地の傾斜値に合わせてキューブの回転角が設定されており、空間内部には雄大な自然の風景を集めたように取り込まれ、風景と内部の一体感が感じられる。

独特のアルゴリズムという空間構成は、自然の風景を取り込みつつ新しい身体感覚を感じられる週末住宅の完成に繋がった。

外観

外観

1階と2階にそれぞれ4つのキューブを積み重ねたような空間。
さらに小さなキューブを天井、床、壁の交点からえぐりとった配置はアルゴリズムとして定義されている。
鹿野山の斜面に経つ週末住宅は、その傾きなど周辺環境となだらかに連携する。

キッチンカウンターを見下ろす

キッチンカウンターを見下ろす

2階回廊からキッチンカウンターを見下ろす。
床仕上げはフローリング、2階はカーペット敷きとしている。

2階

2階

2階ベッドルームから見る。
ドアは内壁と同じ厚み。
閉めるとヴォイドのみが現れる。

キッチンから見る

キッチンから見る

キッチンカウンターから北側を見る。
1階の天井高は2355mm、2階は2356mmとなっている。

遠く連なる山並みがヒント

遠く連なる山並みがヒント

繋がりの強調は、強固な床、壁、天井の交点を切り抜くことでなされている。
コンピューター上の3Dモデルで、全てことなる角度の部材を寸法管理した。
設計は敷地周辺の連なる山並みがヒントになっている。

螺旋階段と吹き抜け

螺旋階段と吹き抜け

大胆な螺旋階段と吹き抜け。
意図的に小口を大きく見せる為に、床は厚さ425mmとなっている。

キッチンから小口を見る

キッチンから小口を見る

抽象的な小口が配された空間。
外の自然を鮮やかに感じられる。

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ユーザー

柄沢祐輔建築設計事務所
東京都 建築家

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