1階は建て主が営む鮨屋、2階3階が住居となっている。

純和風の店舗とはがらりと雰囲気を変え、2階は”地中海の白い家”をイメージした住まいに。

真っ白な外壁に鮮やかなブルーの扉が映える。

エーゲ海を思わせるポーチ。

玄関から直接つながる土間リビング。
造り付けのベンチは、大人数が集まってもゆったりと座ることができる。
大勢の来客を招いてパーティをしたり、ホームコンサートを開いたり、リビングというよりもサロンのような存在。

生活感を感じさせない、リゾートホテルのような雰囲気。
右手にある石貼りの壁の向こうにはバーコーナーやダイニングが広がる。
カウンター下にはエレクトーンが収納されている。

白い板張りの天井に、古材丸太の化粧梁を合わせた。

サロンの一角にある壁厚に、ピアノをすっきりと格納。
その裏手はコの字型の納戸になっており、楽器などが収納されている。

おもてなし好きの建て主ご夫婦。

サロンとダイニングの間には、本格的なバーカウンターをつくった。

サロンに繋がる小窓もあり、サロンにもダイニングにもドリンクをサーブしやすい。

漆喰の白い壁のなか、職人の技を活かした擬石仕上げの壁がアクセントに。

どっしりとした円形のテーブルが置かれたダイニング。
印象的なシャンデリアは、友人から譲り受けた照明を建て主がリメイクしたもの。

キッチンカウンターはモルタルの左官研ぎ出し仕上げ。
背面の収納棚の扉にはエイジング加工を施し、使い込まれたような味わいを出した。
このキッチンで、常連客に料理を振舞うこともあるのだそう。

曲線を描いたアイアンの手すりがアクセントに。

2階はサロンとダイニングキッチン、3階は寝室バスルームといったプライベートスペースとなっている。

ご主人の寝室。
ブルーのアクセントウォールが印象的。

奥様が好きなラベンダー色をテーマカラーとした寝室。
ベッドボードの背面は、ドレッサーコーナーとなっている。

メキシカンタイルを貼ったパウダールーム。

パウダールームからバスルームまで、メキシカンタイル貼りの壁が続く。
パウダールームとバスルームの間はガラスで仕切り、奥行きを感じさせる。