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投稿記事
子育てをサポートしてもらうため、両親の家の庭に家を建てることになった建て主。
敷地の西側には両親が住む母屋が建っており、その東側に、南北に細長い敷地を確保した。
母屋との距離をほどよく保とうとすると、建物の幅は3.5m~4mしかとることができない。
そして南北の奥行きは、必要な居室と南側にテラスを配置すると16mになる。
しかし、これほどの奥行きがあると南から入る光は北側の居室にまで届かない。
いかに住まい全体に光を取り入れるかが課題となった。
そこで、リビングを南側に、ダイニングキッチンを南北の中央に配置。
LDKを大きな吹き抜けにし、天井高6mの大空間に。
3方向にハイサイドライトを設け光を取り込むことで、家中に光が行き届くようになった。
2階には吹き抜けを‟コの字”に取り囲むように寝室、収納、子供室を配置。
個室と廊下の間は開閉可能な建具で仕切り、フルオープンすれば家全体が一体となる。
高窓からの光で奥行のある家も光に満たされ、吹き抜けによって住まいに一体感が生まれる。
縦長敷地を活かした、明るく開放的な住まいが完成した。
D.I.G Architects
愛知県
建築家
- 防火地域
- タグをクリア
都会の小さなはなれで二拠点生活
築35年の医院併用住宅の1階にあった駐車場をリノベーション。 狭くても天井の高い空間を活用するため、事務所兼住宅として使用することにした。 寝室と浴室は近接するワンルームマンションを借り、二拠点生活を選択。 2つの場所をつなぐ道路を外廊下として捉え、お互いをはなれのようなコンセプトでデザインした。 エントランスは、事務所の出入りと前面の空きスペースを活用するため木製の引き込み戸を採用。 防火地域のルールで3mセットバックしたので、テラスとしても使える玄関ポーチを設けた。 室内は公私の境を厳密に分けず、ゆるやかに使い分けのできる空間とした。 二拠点を移動する生活は、仕事とプライベートなどの切り替えがしやすいというメリットもある。 一般的な間取りの住宅では、子どもが独立したりという人生の節目で見直しが必要となることが多い。 複数の拠点を状況に合わせて使用する、新しい暮らしの可能性を感じる住まいに仕上がった。