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土間・縁側で包む町家リノベーション

土間・縁側で包む町家リノベーション

奈良市にある大正時代に建てられた住宅のリノベーション。建物は主に借家として用いられ、何度かの増改築を経て空き家になり放置されていました。雨漏りや蟻害によって柱・梁や土壁が深刻な被害を受けており、庭に増築された水廻りと伸び放題の樹木によって鬱蒼とした状況でした。建替えも検討しましたが、3面道路後退の影響で同規模の建物が建たないことや、お施主様が町屋に住みたいという強いご希望をお持ちだったことからリノベーションを選択しました。しかし土壁を耐震補強し伝統構法で修復するためには新築を超える時間や費用が必要です。また家全体を断熱補強・高気密化すると屋内と屋外が緩やかに繋がった町屋らしい雰囲気も壊れてしまいます。そのためコンパクトな居間を家の中心に据えて現代的な工法で耐震補強・断熱補強を行ない、その周りを玄関・収納・ガレージ・縁側・トイレ・書庫・階段から成る半屋外の「透き間」で囲んだ入れ子状の間取りとすることで、コストを押さえつつ、屋内・半屋内・屋外の3つの領域が重なり響きあうような、町家の雰囲気を引き継いだ住まいを設計しました。

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都市との関係が生み出す開放感

外観

都内の住居系地域に計画されたプロジェクト。 周囲にはホテルや小学校など大きな建物が並び、敷地正面にはオフィスの庭園が広がる眺めの良い立地にある。 地下1~2階をテナント、3~5階を住居で構成したこの建物は、前面道路が広く角地のため斜線制限は厳しくないが、高さからくる日影規制の問題があった。 施主が求めるボリュームを叶えるためには5階の高さを下げる必要があるが、それでは法で定められた天井高さを満たすことができない。 限られた敷地、そして規制された条件と積極的に向き合った結果、テラス地面から突き上げるような折板屋根を考案した。 幾度となくシミュレーションを重ねることで、日影と天井高さの課題をクリアすると同時に、恵まれた眺望を満喫できる空間をつくり出している。 北西角の壁の角度は、各階の窓から見える景色との関係で決めている。 3階以上は美しい景色をより多く取りこめるように配慮し、とくに4階開口部は方立を無くして全面開放可能にすることで室内と風景を一体化させている。 構造は極めてシンプルでありながら、法規制と周囲との関係性が、新しい都市型住居の在り方を生み出した。

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