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土間・縁側で包む町家リノベーション

土間・縁側で包む町家リノベーション

奈良市にある大正時代に建てられた住宅のリノベーション。建物は主に借家として用いられ、何度かの増改築を経て空き家になり放置されていました。雨漏りや蟻害によって柱・梁や土壁が深刻な被害を受けており、庭に増築された水廻りと伸び放題の樹木によって鬱蒼とした状況でした。建替えも検討しましたが、3面道路後退の影響で同規模の建物が建たないことや、お施主様が町屋に住みたいという強いご希望をお持ちだったことからリノベーションを選択しました。しかし土壁を耐震補強し伝統構法で修復するためには新築を超える時間や費用が必要です。また家全体を断熱補強・高気密化すると屋内と屋外が緩やかに繋がった町屋らしい雰囲気も壊れてしまいます。そのためコンパクトな居間を家の中心に据えて現代的な工法で耐震補強・断熱補強を行ない、その周りを玄関・収納・ガレージ・縁側・トイレ・書庫・階段から成る半屋外の「透き間」で囲んだ入れ子状の間取りとすることで、コストを押さえつつ、屋内・半屋内・屋外の3つの領域が重なり響きあうような、町家の雰囲気を引き継いだ住まいを設計しました。

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方形の平屋 力強くも優しさのある小住宅

外観

いつも依頼者の境遇や個性を基に設計に取り組んでいる。 住宅という、不特定多数ではなく基本依頼者本人しか使用しないビルディングタイプにおいては、依頼者の生活スタイルやキャラクターに特化して設計するのが合理的である。 最大公約数的な一般解のハウスメーカーに依頼せず個人の設計事務所に依頼しているのも、それを期待しての事だと思われる。 この住宅の依頼者は、60代のひとり暮らしの女性である。 数年前にご主人を亡くし、残りの人生をひとり暮らしとしてスタートする出発点としての家づくりであった。 どのような住宅がこの依頼者にとってふさわしいのだろうか。 さまざま思考を巡らす中で、心の支えとなる力強さと大きく包み込む包容力、また心を癒してくれるような優しさをこの住宅で表現したいと考えるに至った。 もしかすると、それはご主人の存在そのものを体現しようと考えたのかもしれない。 力強い方形屋根を架け、その屋根下に大きく包まれるような一室空間が広がる。 室内はうっすら色味のある漆喰壁にブラックチェリーの無垢材。 優しい自然素材に包まれ、天窓からの陽光が室内を明るく照らしている。 依頼者は一人ではなくご主人と共に暮らす住宅と感じてもらえたら幸いである。

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