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投稿記事
5LDKという広い戸建てですが、ダイニングと和室に分断されていることや、3階の洋室が個室として使いづらいところがもったいなく感じたお宅。
これから生まれるお子様のためにも広くて使いやすいLDKをということで、
LDKを広げたり、洋室は仕切ったりと、暮らしやすくリノベーションしました。
株式会社フォーラス&カンパニー 大阪府 不動産会社
- 智頭杉
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本と緑に囲まれた丘の上の家
東京郊外の住宅地、丘の中腹に建つ家。 敷地は幅約6.5m、奥行の長いところで約21mと細長い。 隣地にある崖にはヤマザクラやアカマツ、モミジや、ヤツデやユズなどの低木、さらに敷地内には大きく育ったスモモの木があり、周囲には様々な木々が生い茂っている。 豊かな自然を享受しつつ、家族の暮らしを受け入れる力強い住まいを造った。 内部は杉材の柱と梁を現して構成された、シンプルで素材感のある大きな空間。 1階は玄関から続く土間と、そこから一段上がった板の間、水まわりがある。 板の間やバスルームからは南側の庭や隣地に茂る木々の鮮やかな緑が見える。 1階と2階を結ぶのは土間にある螺旋階段。 螺旋階段の周りは吹き抜けになっており、吹き抜けの壁を埋め尽くすように本棚を造作した。 1階から2階までの壁一面に並んだ膨大な書籍と、2階から差し込む光、南側に広がる緑が住まいを満たしている。 2階には広々としたホールと寝室、書斎を配置。 現した梁は北から南にかけて少しずつ高くなっており、その勾配に沿って正方形のハイサイドライトを設け、光を存分に取り込む。 光と緑、本に囲まれた、力強くしなやかな住まいが完成した。
「潔さ」がキーワード、智頭杉のコートハウス
鳥取県の智頭町で採れる智頭杉は、木目が細かく、独特の赤みがある。 真壁なら智頭杉の美しさが生きる、と考えた。 南側のハイサイドライトからの「光」、 現しにした柱と梁で、空間と一体になった「構造」、 ふんだんに使用した智頭杉や、1階の土間に使用した人研ぎなどの「素材」、 この3つが調和したコートハウスに仕上がった。 黒い土間がインパクトのある1階は、仕切りを設けずゆるやかに繋がった空間に。 2階は床も智頭杉の板張りで柔らかな雰囲気。 「潔さ」を現場のキーワードに、素材を少なくし、それぞれを生かすシンプルな設計とした。