カテゴリで絞る
部屋で絞る
キーワードで絞る
ユーザーで絞る
都道府県で絞る
投稿記事
新防火地区でも建築可能、木組みの家
新防火地区に指定され、準耐火建築物が条件である都内の住宅密集地。 南側にはアパートが建っており、西側の中庭を作り採光しなければならなかった。 準耐火建築に木材を使用するため、通常より太い木材を使用する燃え代設計を適用した。 金具を使用しない伝統的な木組みは、地震などの衝撃でも倒壊しづらく合理的なもの。 「庭を楽しみながら暮らしたい」という建て主のため、室内も木材と漆喰等自然素材にこだわってデザインした。 通常は避ける西側の採光も、浄土寺格子と組み合わせて西日を楽しむ家に。 3Dのシミュレーションで庇や開口部を調節し、暑すぎず寒すぎずの快適性を追求した。 防火規制の厳しい狭小敷地でも、国産の木材をふんだんに使った、頑丈で快適な住まいが完成した。
株式会社 松井郁夫建築設計事務所 東京都 建築家