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倉敷の古くて新しい和モダン住宅

倉敷の古くて新しい和モダン住宅

高梁川の東側にあたるこのエリアは、豊かな水に恵まれ昔から水田が拡がり、焼杉に漆喰壁の農家住宅が点在していました。近年幹線道路が整備され、市中心部へのアクセスが便利になったことにより、急速に住宅が立ち並ぶようになりました。この敷地は南北に住宅が迫っていますが、西側の土手方向には大きく拡がりがあり、この拡がりを住宅に取り入れることを端緒に設計を進めました。黒の下屋部分には水廻りを集め、また白の2層部分には各居室を集め、中央の吹抜け空間を介して南北明快に分けています。延床約28坪程度とやや小さめの住宅ですが、中央に大きな吹抜け空間を作ったり、各部屋をあまり間仕切らずに開放的な作りとすることで、28坪とは思えない程の拡がりを感じれるようにしています。外観はこのエリアに昔から佇む焼杉に漆喰壁の住宅の外観を踏襲し、歴史の延長線上に位置するデザインとしています。

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中庭と土間が繋ぐ、程よい距離感の二世帯住宅

外観

駿河湾と富士山を望む緩やかな斜面に建つ二世帯住宅。 南北に長い敷地にはふたつの切妻屋根の棟が少し離れて配置され、塀のような外壁が敷地をぐるりと囲んでいる。 小さなお子様がいる子世帯と、何十年もこの土地で暮らしてきた親世帯。 両世帯とも、お互いの気配を感じつつ、プライバシーを保てる住まいを希望。 加えて親世帯は、他の人と、また建て替え前と一味違うデザインの家を、子世帯は、庭とつながる開放的な住まいを望んだ。 まず二世帯の距離をほどよく保つため、敷地の中央に中庭を配置。 南北に長い土地を利用して南に子世帯、北に親世帯を振り分けた。 外壁の真ん中にある共用の玄関を入ると、玄関土間が左右に長く伸びる。 土間を左へ進むと子世帯、右に進むと親世帯の棟へ。 それぞれの世帯のリビングは中庭に開けており、二世帯は距離をとりつつも視覚で繋がっている。 中庭につくった二世帯共用の離れは、ゲストハウスとして使用している。 週末にはみんなで食事をとったり、一緒にキッチンに立つことも多いのだそう。 キッチンの設備や機器を二世帯で揃えているため、どちらのキッチンでも戸惑うことなく作業ができる。 「一緒」と「別々」のバランスがちょうどいい、家族みんなが快適に暮らせる二世帯住宅が実現した。

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段差で繋がる、のびやかで包容力ある住まい

ダイニングキッチンを見る

建て主世帯とその両親世帯が暮す、完全分離の二世帯住宅。 木造2階建ての1階を両親世帯、2階を、建て主ご夫婦と3人のお子様が住むスペースとした。 敷地面積約80坪、延床面積約46坪。 特に、子世帯の5人家族が暮す2階は約24坪と、限られたスぺース。 空間を有効活用し、3人の男の子がのびのびと過ごせる住まいが求められた。 そこで、2階全体を段差で繋がったワンルームの空間とするプランを採用。 入り口から奥に向かって段差を連ね、登り降りしながら進む奥行きある空間をつくった。 入り口を入ってまず1段上がったところに、ダイニングキッチン。 そこから1段上がったところにリビングがある。 さらにリビングから可動式の階段で数段降りたところには、プレイスペースとしても寝室としても利用できる、ファミリールームがある。 ファミリールームの上にはロフトがあり、ロフト上からはリビングダイニングが見渡せる。 家全体が緩やかに繋がり、どこにいても家族の気配を感じられる。 家中にある段差は、わんぱく盛りな男の子3人にとって恰好の遊び場となっている。 限られたスペースを最大限に活用し、こどもたちの成長を受け入れる、のびやかな住まいが完成した。

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離れつつも繋がる、家族の絆を感じる二世帯住宅

ガーデン

一見集合住宅のように見える3階建てのフラットな建物は、子世帯と母世帯が暮らす二世帯住宅。 気遣い合うことなく、それでいて家族が繋がっていられる住まいを目指した。 家族の要望は「完全分離でお互い気持ちよく暮らすことができる」「日照、生活条件が同じ」こと。 そこで、奥行きのある土地の中央に中庭を作り、庭を取り囲むように建物を配した。 1階から3階まで庭によって視線でつながり、各階のどこにいても家族の気配を感じることができる。 1階は南の通路側を駐車場に、駐車場から中庭を介した北側を、ご主人のオフィスとした。 2階には子世帯が、3階には母世帯が暮らしている。 2階と3階の居住空間は広さ、間取りともに同じで、日当たりの良い南側にLDKを、北側には寝室を配置。 LD、寝室、それらをつなぐ長い廊下、どこからでも中庭を望むことができる。 各世帯のプライベートを確保しつつも家族の様子をうかがうことができる、絆を大切にした住まいとなった。

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日々の暮らしを楽しくする"彩"の家

リビング・ダイニング1

ご夫婦とふたりのお子様、そしてお父様が暮す2世帯住宅。 2世帯の距離感をうまくとりながら、家族みんなが楽しく暮らせる住まいとなっている。 白や木の色を基調としたシンプル・ナチュラルな空間に、 カラフルな建具や家具、雑貨が彩りを添えてポップで明るい印象に。 建具など細部にまでこだわり、個性溢れる家となった。 建て主が絶対欲しかったという鮮やかな紫色のリビング扉はオリジナルに造作したもので、 扉を開けるたびにテンションが上がるのだそう。 「家に居るだけで楽しい」と話す建て主。 LDKに家族がわいわい集まっているとき、家を建ててよかったと実感するのだそう。 日々の暮らしを楽しく、豊かにしてくれる家で、家族で睦まじく暮らしている。

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立体図書館のある都市住宅

立体的な図書館のある”のれん”の似合う狭小住宅

都市に建つ狭小の二世帯住宅です。立体構成された子世帯の住居部には、階段状のベンチがあるまるで図書館のような書斎、勉強の間があります。ここは最上階への動線でもありますが、思い思いに座り、様々な使い方が想定されます。ダイニングにもベンチを設え、奥のお座敷への上がり口を兼ねつつ、露地と家の関係を縮景として扱っています。 狭小住宅に在りがちな世知辛い雰囲気にはありえない、玄関ポーチにはのれんを、玄関には趣のある手洗いと障子の入り口を。ひとつひとつの素材と在り方を吟味して丁寧にデザインすれば、狭小住宅とは思えない広がりと趣を得ることが出来ます。

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acaa 神奈川県   建築家

実家をリノベして、思い出を住み継ぐ。

1階のホールからリビングを見る。

お客様をもてなされることが多く、そのため広々としたリビングダイニングを希望されていた30代のご夫婦。 当初は新築の注文住宅を検討されていました。 土地探しが難航して困っていたところ、2世帯住宅のご実家が世代交代で1世帯が空きとなったため、譲り受けてフルリノベーションすることを決意されました。 奥様が幼少時に育った慣れ親しんだ実家に、新しい家族を伴って戻ることにしたご夫婦。 リノベーションによって、親子4代が住む賑やかな2世帯住宅となりました。

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株式会社エキップ 東京都   リフォーム・リノベーション

ほどよい共同生活を楽しむ二世帯住宅

2階リビング

実家隣の中古住宅に住んでいた建て主ご夫妻。 二軒の老朽化に不安を覚え、二世帯住宅への建て替えを計画した。 三世代が住むことになる住宅は、玄関を共有し、生活空間を別々にデザイン。 日の当たらない1階は昼間仕事で家を空ける子世帯、日当たりの良い3階は家で仕事もする親世帯とそれぞれのライフスタイルに合わせた。 間にある2階には主に子世帯が使うLDKを配置したが、仲の良い三世代が食卓を囲むことも多いという。 お父さまは明るい工房でジュエリー加工のお仕事を、ご夫妻は音楽室で趣味の楽器演奏を。 ゆるやかに繋がる家でそれぞれの暮らしを営んでいる。

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全長28mの平屋建てのような2階建て二世帯住宅

外観

全長28mの二世帯住宅。 前面の外壁、格子、樋の面を揃えシンプルなデザインとし 敷地内に薪小屋、桜を取り囲む石のモニュメントで 近隣にある公園の風景に溶け込む様にした。

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3世代6人が暮す、緑に囲まれた家

テラス

鎌倉の高台、木々に囲まれて建つ建築家の自邸。 敷地の東側には竹林が、南側には美しい庭が広がる。 妻が幼い頃から育ってきた実家を建て替え、両親、夫婦とその子ども3世代6人が暮す二世帯住宅にした。 もともと妻の出産を機に建て替え前の実家で同居しており、両世帯ともに同居スタイルに慣れていたため、新しい二世帯住宅にも共用スペースを多く設けた。 1階のLDKや水回りは共用に。 建て替え以前の暮らしと同じく、食事も掃除も洗濯も一緒にするというスタイルを貫いた。 LDKの東側には両親の希望だった和室と両親の寝室を配置。 1階北側には玄関をはさんで建築家である夫婦の事務所を設けた。 事務所は生活空間とは分離しており、外から直接入ることができる。 2階には夫婦の寝室や子供室を配置。 両親の書斎や共用のユーリティリティスペースも設け、1階2階ともに両世帯で共有している。 住まいの中心であるリビングダイニングは大開口で外と繋がり、両親が長年丹精込めて造ってきた庭の景色を愉しむことができる。 掃き出し窓を全開すればテラスと一体化し、家の中に居ながら自然の中に身を置いているかのよう。 檜や漆喰、石、無垢フローリングといった自然素材をふんだんに使った住まいは、緑溢れる環境に溶け込んでいる。 自然に囲まれ自然に溶け込んだ豊かな住まいで、昔ながらの大家族の生活を愉しんでいる。

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広がりを感じる「くの字型」二世帯住宅

南側外観

ホームベースの形のような変形敷地に建つ二世帯住宅。 約80坪の敷地の北側には道路が、三角にとがっている南側には、雑木林がある。 二世帯6人が、互いのプライバシーを尊重しつつ、のびのびと暮せる住まいを目指した。 そこで、敷地条件を生かした「くの字型」プランを提案。 北側の道路に対しては閉じ、南の雑木林に向かって開くことで、親世帯が暮す1階、子世帯が暮す2階・3階ともに、偏ることなく光と緑を取り入れることができた。 建物の南側には、両世帯共用の中庭をつくった。 隣接する雑木林の緑に包まれた庭はお子様にとっては恰好の遊び場に。 大人は緑を眺めながら穏やかな時間を過ごす。 独立しつつも程よい距離感で互いの様子も分るので、両世帯が安心して心穏やかに過ごせているのだそう。 二世帯が快適に暮せる住まいが完成した。

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LEVEL Architects 東京都   建築家