カテゴリで絞る
部屋で絞る
キーワードで絞る
ユーザーで絞る
都道府県で絞る
投稿記事
- スキップフロア
- タグをクリア
地中海のリゾートのような緑溢れるコートハウス
都心の住宅街にありながら、地中海のリゾートを思わせるような緑豊かなコートハウス。 敷地面積は50坪とさほど広くはないものの、そう感じさせない広がりがある。 建物には6つのガーデンテラスがあり、それらをスキップフロアのようにレベルを変えながら立体的に配置。 それぞれの庭に面する空間に合わせて植栽にも変化をつけた。 1階のリビングを出ると現れる第1のガーデンテラスに植えたのは、樹齢150年のオリーブの木。 そこから5段ほど上がった第2のテラスはダイニングセットを置き、休日にはバーベキューを楽しむことも。 向きを変えてさらに階段を上ると、ガラス張りのバスルームに面した第3のテラスが。 バスルームを彩るようにラベンダーを植えた。 2階からこぼれ落ちるような緑を望む第4のテラスの先にある階段をのぼると、ハーブに囲まれた第5の屋上テラスへ。 周囲には低層階の住宅が立ち並んでおり、ハーブの緑と空を楽しむことができる空中庭園となっている。 第6のテラスガーデンは、リビングの北側にある小さな庭。 リビングに朝日を取り入れ、このテラスがあることによって家全体が緑で覆われる。 伸びやかで豊かな、緑に包まれた住まいが完成。 休日には自らが庭を手入れし、家を、生活を愉しんでいる。
株式会社安井秀夫アトリエ 東京都 建築家
3つの庭を配した、緑溢れる街路のような家
駅が近く便利なエリアにある、夫婦ふたりが住まうための平屋。 利便性は高いが周囲に自然が少ない住宅地のため、プライバシーを守りつつ住まいに緑を取り込みたいと考えた。 そこでイメージしたのが‟街路”。 食事や読書、休憩など住み手がその時々に場所を選択し、自由に過ごせるように部屋の役割を曖昧に。 延べ床面積約126㎡の内部空間には間仕切りを設けず、主空間と居室との床レベルや床の材質を変えて緩やかに空間を分けた。 そのワンルーム空間に緑をもたらすのが、ガラスに囲まれた大小3つの庭。 それらの庭を囲むように各居室が配置されており、中庭を軸として8の字に回遊できるようになっている。 緑溢れる家の中で過ごすと森林を散策しているような心地よさがあり、ここが住宅街であることを忘れてしまう。 まるで自然の中で暮らしているかのような、自由で伸びやかな住まいとなった。
石井秀樹建築設計事務所 東京都 建築家