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上田の家

少しずつ宅地化されつつある田園地帯にあり、果樹園の一部であった敷地にも立派な桃と梨の木が植わっていた。

果樹を活かした南庭をつくり出すため、建物の奥行を5m程度に抑え、大きなテラスを設けた。

テラスの上には2階が跳ね出して庇を兼ね、その下にあるフルオープンの建具から食堂へと繋がる。

内部は、食堂から2階の居間、さらにその上の塔屋の吹抜へと、奥行の狭い小さな家に広がりをもたらすように、斜め上に空間が展開する。

2階の居間の庭側には各部屋を繋ぐ通路でもある床座の書斎があり、10m超の間口一杯の横長窓からは、果樹の梢を眺めながら過ごせるようになっている。

床コンクリート内に温水を通す「コンクリート蓄熱式温水床暖房」としている。

浴室や便所、廊下なども含め、比較的ローコストで隅々まで暖房可能で、輻射による自然な暖かさが得られる。

コンクリートの下は厚い砂利層とし、夏涼しく冬暖かい安定した地熱を伝えている。