京都府 平山日用品店 様

オリジナルの家具と北欧・日本の雑貨を扱う自身のお店の正面部分を彩る壁面材として使用しました。

ヨーロッパの建物の雰囲気を出したいと思い、設計段階ではレンガを貼る事を検討しておりましたが、重量の関係で難しく、他の材料を探す事になりました。

軽いものということで、まずタイルが候補にあがり、他の素材に似せた作り込んだタイルではなく、シンプルなもので、イメージを再現できるものを探していたところ、この二丁掛けタイルを見つけました。
タイルの質感や見た目はもちろん、価格の安さも選定の大きな要因となりました。

自身のお店と言う事で、改装費用を抑える為に自分たちで出来る改装作業は自分たちで行いました。

家具屋なので、店舗の家具や建具、造作材の製作はもちろんですが、今回は初めてタイル貼りにも挑戦しました。
初めてのことなので、タイルライフさんのHPのタイルの貼り方ページ等を参考に、作業を行いました。

作業前は割り付けや、タイルのカットが難しいのではないかと思っていましたが、実際に一番苦労したのはやる前には一番楽しそうで簡単に思えた目地詰めでした。

目地剤の固さ加減がほんの少しの水の量で大きく変化するので、練る度ごとに微妙な差が出来て、詰め方、押さえ方に注意が必要でした。
ただその苦労の甲斐もあって、その後目地剤をスポンジで洗い流し、綺麗に貼られたタイルが出てきた時の感動はDIYでしか味わえないものでした。

作者のホームページ : http://hirayama-ten.com/