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建築家
神奈川県
下田町の家 リビングダイニング
下田町の家 閉じつつも開かれた空間をもち多様な生活に呼応するスケールやシーンを獲得した住宅。 高台の住宅密集地、接道部分が約2mの典型的な旗竿地で、将来的には2mを残して四辺を住宅に囲まれる可能性があり、密集地特有の配慮が必要であった。 敷地形状より、車が旋回出来るスペースの確保や、ゆったり来客を受けとめ、もてなすことができる無柱の大きなリビングがほしいとのことであった。 豊かな広がりのある空間を生むため 大中小、三つの箱による入れ子の空間を採用した。 浸食する外部空間(旋回スペース)は、一見、乱暴ではあるがそれらと重ねあわせることで、新たな光井戸として生まれ変わることができると考えた。 つまり、スラブを横断する光井戸の構成を横転させた、複数の壁を貫く「ライトトンネル」として計画した。 また必然的に、従来最も外に近い機能を持った「玄関」を中心に配置したことで、そこから外に出る行為が各部屋へ入る行動となり、読み替えると「外から、内へ出る」体験を生み出す。 それらは、「閉じながら開く」密集地における新たな可能性を秘めた住宅の提案となった。
下田町の家 (32) 一級建築士事務所EANA
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「閉じながらも開く」3つの箱による入れ子の家