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CAVE 外観

福島県・二本松市と福島市の山間に完成した「CAVE」
この地は、建主が祖母から受け継いだ思い入れのある土地。

また、昔ながらの自然が多く残る、恵まれた環境の地域である。
とても静かで、どこか懐かしい風景を眺むことができる。

昔、この地は田畑として利用され、その後休耕地となっていた。
豊かな森からの、綺麗な水が豊富なため、生活に潤いをもたせてくれている。
今も、野生動物の姿を見かけることも多く、この自然体系を壊すことなく、動物・人間が自然と共存できるように計画した。

家族構成は、父・母・子の3人家族。
必ず、人間の成長と共にライフスタイルは変化する。
代々暮らし続けていくため、自由な空間で、可変的に間取りが変えられるよう計画した。

『スケルトン(構造体)』『インフィル(内装・設備)』に分けて設計。
内部の柱を極力なくし、広い空間を確保するため、木造在来工法とラーメン構造を組み合わせ、開放的な大空間と大開口を実現した。
幼少期~高齢期まで、その時々の暮らしの変化にも、容易に対応でき、長く暮らす中で、間取りの変化を楽しめる住宅にした。

この住宅の一番の特徴は『土』
必ず、建築工事の残土として搬出する土は、通常は費用を掛けて捨てられてしまうが、そこにある資源をそのまま捨ててしまうのはもったいない。

わざわざ遠くから材料を運ぶのではなく、目の前にある素材に知恵を組み込み、日干しレンガに変えて積み上げた。

また、WORK SHOPを開催し、建主はもちろん、近所の方や多くの方の協力を得て約3,000個の日干しレンガを完成させた。
建物に土を使う歴史は古く、身近な素材に目を向け、本当にシンプルな素材で仕上げることができるのではないかと考えこの住宅の素材とし『土』を選んだ。

家の原材料を知り、実際に自分達が住む家づくりを体験することで、建主が自らレンガをつくり、メンテナンスできる利点と、これから倉庫などを自分達でつくる事も可能である。
今は少なくなっている昔ながらの家づくり、近隣と関わることの大切さを提案し、地域に根付く家づくりの気持ちを大事に考えた。

CAVE (35)
Life style工房

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