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中央にキッチンを据えた、無骨でクールな空間
築40年、広さ60㎡のマンションを、単身男性のための住まいへとリノベーション。
2LDKだった間取りは、広々としたワンルームに一新した。
天井や梁はコンクリートの躯体を表し、キッチンや造り付けの家具、新たに立ち上げた壁などは躯体の色調に合わせてグレーで統一。
シンプルでクールな、”大人の男”のための空間となった。
料理好きの建て主は、ひとり暮らしでありながら朝晩欠かさず自炊をするのだそう。
そこで、ワンルームの空間のほぼ真ん中にキッチンを配置するプランを採用。
リビングに面したキッチンは、まるでDJブースのよう。
玄関からキッチンまでは土間となっており、床が水に濡れても気にならない。
キッチンに立つと目に入るのは、11階からの開けた眺望。
気持ちの良い景色を眺めながら料理をするのは、建て主にとって大切な時間になっている。
玄関からキッチンを見る
玄関からキッチンまでは土間の床が続く。
調理は土間側で行うので、作業中に床が濡れても大丈夫。
玄関の脇にはベッドスペースを、土間の壁側にはパントリーとなる棚を造作。
玄関からキッチンを見る
キッチンに立つと、窓からの景色が目に入る。
11階からの眺めを望みながら料理ができる、贅沢なロケーション。
リビングからキッチンを見る
キッチンはワンルームのほぼ中央に配置。
リビングに面して料理をする様は、DJのように見える。
リビングからキッチンを見る
コンクリートの躯体をむき出しにした天井に合わせて、足場板の床もグレーに染色。
色味を抑えた、シンプルで男っぽい印象に。
リビングの脇には小上がりの畳スぺースを設けた。
リビングの壁面収納
リビングの壁一面には収納棚を造作。
テレビなども格納されている。
躯体を表した梁
天井と梁はコンクリート躯体表し。
無骨で辛口な空間を演出している。