ホームベース型の変形土地に建つ。
道路に面した北側は窓が少なく、道路に対して閉じている。

玄関は別々にし、独立性を保った。
左手の玄関が親世帯、右手が子世帯のもの。

南側は隣接する雑木林に向かって開いている。
1階が親世帯、2階と3階が子世帯の生活空間。
建物は、南側の中庭を囲むように「くの字型」になっており、住まい全体に光と緑をもたらしている。

親世帯のリビングから続くウッドデッキはアウトドアリビングのような存在。
ここに座ってお子様の遊ぶ姿を見守ったり、緑を眺めながら趣味のウクレレを弾いたり。

南の窓から光と緑がたっぷりと入る、清々しい1階リビング。
ウッドデッキに連続しているため、面積以上の広がりを感じる。
くの字型になっているので、隣の和室からも緑が見える。

子世帯の玄関。

螺旋階段を上って、直接2階へ行くことができる。

螺旋階段を上って2階LDKへ。
「くの字型」プランによって空間に変化と奥行が生まれた。

吹き抜けの開放的なリビング。
南側の大きな窓から緑と光を存分に取り込む。

リビングとダイニングの間には高低差があり、「くの字」で連続しているため奥行を感じる。
リビング、ダイニングどちらの窓からも雑木林の緑が見える。

「くの字」プランならではの、表情豊かな空間。
四角形の部屋にはないおもしろさがある。

キッチンとダイニングテーブルは一体になっている。

キッチンで作業をしながら、リビングの様子を見渡すことができる。

リビング・ダイニングと連続したデッキテラス。
雑木林の緑に包まれているよう。
テラスに出れば、1階デッキで寛ぐお父様や、庭でガーデニングをするお母様の様子がよく見え、いつでも繋がりを感じられる。

リビングの吹き抜け上のキャットウォークをはさんで、正面にはご主人の趣味の部屋が、反対側に子供室がある。

敷地の形状を活かした「くの字型」プランによって、両世帯が快適に暮らせる住まいが実現した。