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37/100 科の木箱
当事務所で開発し、特許を取得した「木箱212構法」による住宅です。
同構法は2013年度グッドデザイン賞、グッドデザイン・ベスト100を受賞しました。
退職した夫婦のための住まい。
敷地は南面する傾斜地の分譲団地の一画にある。
施主は、できる限り設備に頼らない人為配慮による省エネルギー住宅を希望していた。
長年住み続けた住宅の建替であったため、敷地の自然条件をよく理解していたこともあり、既存樹木や、太陽光、通風など自然の力を最大限利用し、省エネルギーに徹する工夫をした。
当事務所で開発した木造一方向ラーメン造「木箱212構法」を用いることで、南面全面開口、開放的なワンルームが可能となった。
南面サンルームは外部と居室との緩衝エリアであり、間の引き戸によって温度調節を行う。
植物好きな夫婦の趣味の間としても活かされている。
2010年 第5回東京都住まいのバリアフリーコンテスト優秀賞 及び 東京建設業協会賞 受賞
2010年 第5回地域住宅計画賞 自立循環型住宅賞 受賞
37/100 科の木箱
南面のハナミズキ(落葉樹)は、冬は葉を落として室内に光を届け、夏は緑が木陰をつくる。
37/100 科の木箱
1階リビングとサンルーム。
37/100 科の木箱
柱間を利用した収納
37/100 科の木箱
柱間を利用した収納
37/100 科の木箱
2階サンルームは床がグレーチングになっている。
冬は1階に太陽光を通し、夏は通気性を確保する。
37/100 科の木箱
2階寝室
37/100 科の木箱
南面サンルーム
更新日時 2015年05月19日