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目前の森を取り込んだ開放感溢れる家
アメリカ駐在を経て帰国するタイミングで住宅取得を検討した建主。
譲り受けたのは妻の実家だった土地で、建坪13坪。目の前が公園という景観を最大限に生かし、家族が最も長い時間を過ごすLDKに面積以上の開放感を生み出すプランを考えた。
敷地と道路の高低差60㎝を、難しい条件になりがちなところ、逆手に取って活かし、半地下・スキップフロア・中間階ロフトというアイデアで、必要な空間を確保する。
コスト面での調整として、システムキッチン・ユニットバスなど水回りの設備は、既製品を取り入れる事でクリアしている。
2階ダイニング
階段を挟み、ダイニングからスキップフロアでつながるリビング。
大きく窓の外はバルコニーへと続き、公園の森を臨む。
手前キッチン側からは、正面に森の緑を眺めながら料理ができる。
高窓から十分な光が注ぐ。
リビングからキッチンをみる
システムキッチンなどの設備については、既製品を取り入れ、コスト調整と機能面の充実が実現した。
1階玄関
コンパクトながら、吹き抜けで、縦の広がりを感じさせる玄関。
2階トイレ
鮮やかな黄色が目を引くトイレの壁。
南米風のインテリアで明るい雰囲気に。
黄色はこの家のアクセントアカラーでもある。
階段
2階ダイニングへと続く階段。
1階廊下
1階玄関を入ると、敷地の高低を吸収しながらを段差が連なる。
廊下の正面にはウォークインクローゼットを備えた寝室がある。
ロフト兼客間
1階と2階の中間にあるロフト。
左の引き戸が入口で収納に活用。
窓もあり、客間としての活用も可能。
ダイニングからリビングをみる
家族が最も長い時間を過ごすLDKを2階に配置し、目の前の公園の森に向って開くようなプラン。
外観
1階子供室と中間層ロフトの窓を一体化して、すっきりみせた外観。
バルコニーには袖壁を設けて周囲からの視線をカット。