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大樹を仰ぐように暮らす
神社の参道に立つ樹齢200年を超えるケヤキに囲まれているという周辺環境に惹かれ、購入を決めた敷地。
高さのある大樹は、普通の高さで窓をつくると幹の部分しか目に入らない。そこで1階LDKの天井を高めに設定し、ケヤキの四季の変化を視覚的に楽しめる暮らしを提案する。
敷地は広く、ガレージや畑、庭などをゆったりとっている。
削ぎ落とせる部分は捨て、広い敷地に小さく建てること、また個室をつくることにこだわらない建主ご夫婦の自由な発想が、より快適な家づくりにつながっている。
1階リビング
1階LDKは両側にロフトを設けた。
床は古材の杉足場板、階段は黒皮鉄とラワン合板で制作。
玄関上ロフト
ハシゴで昇降する玄関上ロフトは、本棚を設置し読書が存分にできるスペースに。
階段横ロフト
2階へ向う階段途中のロフト。
ご主人の書斎として使うことが多い。
フラットに続くテラスにも続き、ケヤキを眺めながら、自由な時間を楽しむ空間。
1階キッチン
作業台はIKEA。キッチン壁面は白のタイルと、グレーの目地で。
玄関
ロフト下の玄関。
壁を黒板塗料でペイント。絵を描くのが得意な息子さんも存分に楽しめる。
外観
外壁は年月と共に味わいが出る無垢のベイスギ。
庭先にはケヤキが並ぶ。
2階ベットルーム
水色の壁のクローゼットで仕切った2階の空間。
特に用途は決めていないフリーなスペース、
ベットと机が置ける広さで同じサイズの空間がもうひとつあり、将来的にもいろんな使い方が可能。
2階通路より
クローゼットを挟み、2つの空間が並ぶ。
建具は設けず子供が独立したらワンルームとして活用する事も可能。