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大テーブルに家族が集う、自然素材の素朴な家
都市部の旗竿状敷地に建つ家。
周囲を隣家に囲まれているため、主空間となるLDKは2階に配置。
構造材を現した大屋根に覆われたLDKは、ゆったりとしたオープンな空間。
リビングダイニングの中心に据えたのは、1.8m×2mの大きなテーブル。
ホワイトアッシュで造ったテーブルはダイニングテーブル兼作業台となっており、家族が集まって食事をするのはもちろん、パンを捏ねたりミシンを使ったり、さまざまなシーンで活躍する。
自然素材をふんだんに使った素朴な内装も魅力。
床には幅広のカラ松、壁は珪藻土で仕上げ、キッチンの扉材も内装の色合いに近づけて統一感を出した。
LDKの掃き出し窓はあえて大きさを抑え、ほどよい陰影を演出。
木陰で過ごすような、心地良い空間となった。
素材感溢れる温かな空間に家族が集い、穏やかな時間を過ごしている。
外観
旗竿状の敷地に建つ。
竿にあたる部分はアプローチとし、左右に花を植えて彩った。
玄関
玄関に設けた横長のピクチャーウィンドウからは愛車が見える。
2階ダイニング
2階LDKは26畳を超える広々とした空間。
天井は構造用合板を見せ、床にはカラ松を使用。
荒削りの合わせ梁、珪藻土の壁など、素材の温かさを感じられる。
窓の大きさはあえて控えめにし、光を抑えて落ち着いた空間をつくった。
ダイニングからリビングを見る
ホワイトアッシュのダイニングテ―ブルは、作業台にも勉強机にも、もてなしの場にもなり、人が集まる場所となっている。
テーブルの下部には収納スペースもある。
バスルーム
バスルームはバスデッキとひと続きになっており、開放的。
緑や空を見ながら入浴することができる。