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もっとシンプルに、そして自由に小屋暮らし
愛犬が走り回れる庭をつくたい、リビングから直接庭に出られる家にしたいというのが家族の希望で、新たに購入した敷地の形状は旗竿地。
柱のない空間に間取りを自由に配置することができる木造のユニットハウス「エアロハウス」で、母屋を中心に3つの小屋(TG)を配置する。
アプローチからみると2つの小屋がみえる。赤はスキップフロアのゲストルームとして、手前の一本脚の柱にのせた緑は趣味室として使用。そして3つ目のオレンジは、建主のお母様の部屋だ。
お天気が良い日は、ゆったりとした南側テラスから直接庭に出ることができ、ウッドデッキには自然と家族が集まり食事もできる。
ライフスタイルの変化により、将来的に間取りの変更も簡単で気軽に対応出来るのが「エアロハウス」の特徴であり、コストや住み方など多様化する状況の中、ひとつの選択肢となりそうだ。
リビング
母屋のLDK床は杉足場板を使用する。
軽やかに空中に浮いたようならせん階段で続く2階は寝室、棒状の構造部材で床をつり下げた。
寝室の壁はツインカーボと呼ばれる軽量かつやさしい光を伝える半透明の素材。可動式なのもうれしい。
リビング
「エアロハウス」のフレームを活かし壁一面に棚板を設置する。
向い側の壁にも棚を作ることができる。住み続けることで増えるモノの収納には力強い味方となる。
外観
アプローチからみると2つのエアロハウスが見える。
赤はスキップフロアのゲストルームとして、手前の緑は趣味室として使用。
子供の頃に憧れた遊び心をくすぐる外観でもある。
趣味室内部
趣味室として緑のエアロハウス内部。
母屋2階寝室から渡り廊下でつながっている。
通路との連結や開口のため、壁の2面はアーチ状にくりぬいている。
ここで楽器などの趣味を楽しむ貴重な空間。
趣味室外観
趣味室として使用している緑のエアロハウスTGは、1本脚の柱で支え、建物下を庭として有効活用する。
趣味室の下の部分は木陰のように自然と人が集まるスペースにもなっている。
テラス・ウッドデッキ
リビングから直接出られる家にしたいという建主さんご家族の希望をかなえた。
柱のないゆとりある南側テラス。
ガーデンからみるテラス・ウッドデッキ
ゆったりとしたテラス。
ガーデン
左側緑の趣味室は、母屋2階の寝室と渡り廊下でつながっている。