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レトロとモダンが同居するリノベーションの家
建て主の奥さまが幼少時を過ごした築43年の3階建てをリノベーション。
玄関を入ると、鉄骨のデッキプレートを剥き出しにした赤い天井が目に飛び込む。
その奥には、カラフルなタイルがアクセントのキッチンと、ガラス貼りの広いバスルームを配置。
2階はモノトーンのインテリアとシックな壁色にまとめた、ご夫妻の落ち着いた空間。
3階は子どもたちのスペース。白い壁や天井に、床は既存の木をそのまま使用した温かみのある場所になった。
1、2階が重量鉄骨、3階が木造というユニークな構造の家をそのまま生かし、各フロアを異なったテイストで楽しめるようにデザイン。
思い出の詰まった家を、外観はそのままに家族の形と思いに合わせたリノベーションで一新。
これからもその時々に合わせて変化し、受け継がれていくことだろう。
玄関
モルタルの土間が生活スペースとつながり、広々としている。
玄関からダイニングを眺める
天井の赤茶色、床材のナラ、黒い建具が調和したスタイリッシュな空間。
キッチン
ツェツェアソシエのステンレスラックを取り付けた、奥さまこだわりのキッチン。
キッチンの壁
カラフルなタイルは玄関からも見え、インテリアのアクセントになっている。
パントリー
アラビア模様の壁紙や、アーチ型の入り口周りの黒板塗料など遊びごころのあるパントリー。
洗面台
床材のナラと、サッシのアイアンで造作。
白いタイルで清潔感と明るさに溢れた空間に。
バスルーム
外からの光が差し込み明るく、つい長風呂をしてしまうそう。
階段
黒いアイアンを使っていても、スケルトンのため圧迫感を感じない。
2階リビング
グリーンの壁と黒い建具が落ち着いた印象。
壁には小さなニッチを作りアンティークのガラスをはめ込んでいる。
左手トイレのドアはもともとあったものをそのまま使用。
寝室
室内窓の向こうはリビング。
右手にはクローゼットを造りつけた。
3階:リビングB
床材はもともとあったものをそのまま使用した。
白く塗った天井と壁に、ピンクのアクセントカラーが優しい印象。
間取り図
3フロアを家族、夫妻、子どもとそれぞれの用途に合わせて設計した。