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9.9坪の敷地に建つ家
敷地面積9.9坪、前面道路の幅1.8mという厳しい条件の中で、延べ18坪の家族3人の為の家を作りました。工夫を凝らして、狭いことを逆手に取って豊かな空間が出来上がったのではないかと思います。
3階のトップライトから、1階の玄関まで光が通り抜ける階段室
トップライトの光は、2階のリビングを明るくするとともに、暗くなりがちな1階の玄関まで、隅々に光を配るようになっています。
急勾配の天井と吹き抜けで広がりを感じるリビング
面積的な制限が厳しい中で、勾配天井を利用した吹き抜けと、3階への抜けで空間の広がりを感じるようにしています。
リビングからダイニング、キッチンを見る
極力間仕切りを少なくして、素材を統一することで部屋の広がりを得ることができました。
小屋裏の子供室
急勾配の天井が下のリビングからつながる子供室。子供が完全に孤立ることなく、家族の雰囲気がいつも伝わるようになっています。
天井は貼らずに、垂木、野地板がそのまま見えていますが、屋根の外断熱で夏涼しく、冬暖かい部屋になっています。
竹集成材のコンパクトなキッチン
コンパクトですが、奥行きを75㎝として使いやすく設計しました。カウンターは特注のステンレス製、扉は竹の集成材。
コンパクトな浴室と洗面をガラスで仕切る
厳しい面積的制限の中で、狭い水回りを少しでも広く、明るく使うために、大きなガラス面で浴室と洗面室を仕切るようにしました。