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密集地でもリノベーションで開放的な住まい
利便性の良い立地の一戸建てを希望していた建て主。
見つけたのは、築年数不詳の古家つき土地だった。
家の広さを維持するために、リノベーションで古家をよみがえらせることを選択。
狭い土地でも光と風を感じ、グリーンを楽しみたいという希望をかなえるため、光庭を設けた。
シマトネリコを植え、玄関や寝室、バスルームからも楽しめる間取りをデザイン。
以前は1階にあって薄暗かったキッチンは、ワンルームにした2階で明るく広々としたLDKへと変更。
大きな収納やウォークインクローゼットによって、スタイリッシュな室内を維持できるように工夫した。
キッチンの青いタイルや、ヘリンボーンの床、ヘキサゴンタイルなどディテールにもこだわりが光る。
増築を繰り返しちぐはぐな印象だった古家が、明るく開放的な住まいへと生まれ変わった。
キッチン
既成のカウンターにブルーのモザイクタイルを張って、落ち着いた印象に。
右手には、冷蔵庫置き場を兼ねた大きな収納を作りつけた。
リビング
採光のため2階に設けた。
チークのヘリンボーン床と表しにした梁が個性的。
ホール
左手の掃き出し窓からの光と白いタイルで明るい空間。
寝室奥の光庭まで見通すことができる。
寝室
一畳ほどの光庭がライトコートの役割を果たしている。
左手のデッキは、古家で浴室が増築されていた部分。
ウォークインクローゼット
寝室の隣に大容量のスペースを設けた。
トイレ
壁に貼ったのは、中央がくぼんだヘキサゴンタイル。
パウダールーム
トイレと色違いのタイルが、照明によって立体的な表情を見せる。
バスルーム
窓から光庭を臨むことができる。
ガレージ
玄関ホールの掃き出し窓から直接出入り可能。
玄関
道路から後退させて玄関ポーチを新設し、グリーンを置くスペースができた。
玄関内に見えるのは、モザイクタイルの間にあしらったエアプランツ。
外観
住宅密集地に位置し、隣家が近接している。
更新日時 2016年05月20日