外壁はスギ板の縦張りで、重厚感がありながらも、モダンな雰囲気をつくりだしている。
900mm間隔で等幅に並ぶ架溝に合わせた開口部が印象的な外観。

開口部は、雨戸、網戸、ガラス戸が壁面にのみ込まれてブラインドが設置されている。
天候や用途に合わせて、開口部の開け閉めを行えるので、風通しもよく便利。

ハイサイドライトから差し込む光で明るく、広々とした玄関。

900mm間隔で柱・梁が玄関からリビングへと反服した造りになっている。

南北で断面サイズと組み方の異なる梁にし、リビングと個室の天井の高さを変えたことにより、換気もできるハイサイドライトを設置できた。

天井は3,050～4,150mmと高く開放感がある。

北側のハイサイドライトからは、柔らかな光が室内全体に広がり、穏やかな空間が広がっていく。

建物の北側に位置している3つの個室は、襖と欄間でリビングと仕切られている。

仕切り部分を開くと、リビングとつながる広々とした空間を作り出す。

リビングと個室の境界となる、襖と欄間を閉じれば、白を基調とした明るく落ち着いた個室として使用できる。

南側の開口部を開くと、お母さんが手を掛けている畑を眺めることができる。

開口部から見える外の風景は、まるで額縁に入った絵のよう。

家の中から春夏秋冬の景色を毎日楽しめる。

北側にある中庭と既存の建物が見える南側の開口部。

開口部は床面から高さ1,875mm、幅810mm。

北側の開口部も開いた状態にすれば、風が一気に室内をかけぬけていく。

使い勝手を考慮して、シンプルなシンクと調理台を設置し、すっきり広々とつくられたキッチン。

背面は収納となっており、動きやすい導線が、毎日の家事を楽しくする。

バスルームは清潔感あふれる白のタイルをベースにした空間に。

光と風を多くとりこめる窓は、湿気対策にもなり、より快適なバスタイムを演出する。