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風景を切り取る壁を持つ家
跳ね出し形状を呈した2,3階のヴォリュームを 5.1m角のキューブ形状の1階部分が支えるという象徴的な外観を持つ住宅である.跳ね出しによって具現化した壁によって,敷地東側の自然林の緑が一幅の絵のように切り取られその風景を室内へと導き入れている.
外観
・森に向かって設えられた大開口は 高さ3.8mのスティールフレーム+強化ガラスによるもの
・外装は型枠同時打ち込みタイプのFRC断熱パネルによるローコストRC外断熱工法
リビング・ダイニング
・レベル差を跨ぐ特注テーブルは長さ3.3mの可動家具で様々な生活シーンに対応する
リビング・ダイニング
・吹抜けによって2Fと3Fのヴォリュームが視覚的に繋がり 広がりのある空間を創りあげている
リビング・ダイニング
・レベル差のある床越しに視線が正面の森へと繋がっていく
・リビングの床面には全面的に温水式床暖房を採用
リビング・ダイニング
・高さ3.8mの強化ガラスの開口部から自然の景色が目に飛び込んでくる
・下から上に閉じるハニカムブラインドで道路からの視線をカットしている
キッチン
・洗面,浴室のガラススクリーンを通して正面の森の緑を眺めることができる
・3Fルーフテラスのトップライトから柔らかい光が差し込む
・キッチンカウンターは コンクリート打ち放し仕上げ
子供部屋
・3F全体はワンルームの形状で 可動本棚が柔らかく空間を仕切っている
・将来は子供の成長に合わせてファミリールームや子供室のヴァリュー無をコントロールしていく
子供部屋
・シースルーの本棚を通して 高さを抑えた開口部の先に切り取られた森の緑が垣間見える
ルーフデッキ
・方向性を強調する左右の壁の存在の先に正面の森のシルエットが見える
・床は 檜のスノコ板にオスモ塗装
・夏の夕暮れは 特設のファミリーダイニングスペースになる