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雑然とした部屋のまとめ役に
のお気に入りの一点は、1960年代にイギリスで作られたアンティークテーブルです。
典型的なヨーロピアンスタイルではないので、わが家でも気取らず使えます。
生活感のあふれるわが家。このテーブルは、満ち満ちた生活感を「レトロ感」へとセンスアップしてくれるアイテムです。
遊びに来た友人たちは「私らしい」「落ち着くので、時間の経つのを忘れてしまう」とリラックスしてくれます。
当時の流行が、顕著にあらわれる天板。控えめな淡いチェックがイギリスらしい
このアンティークを買うきっかけは、友人の結婚式で訪れた赤坂プリンスホテル旧館。
その建築様式や調度品に感動し、イギリス調のアンティーク家具に興味を持ちました。
現在の中古マンションの購入をきっかけに、
「一生物の家具を!」と、ロンドンのアンティークショップをまわりました。
はじめは、マホガニーでできたカブリオールレッグ(猫脚)の家具など、ヨーロピアンなディテールのものを探しました。
たくさんのショップを巡っているなかで、なかなか決めかねていましたが、
八軒ほどめぐったお店で、入った瞬間「これだ!」と思いました。
派手でなく、ちょっと控えめでありながら存在感のあるテーブルに、いい知れない懐かしさを感じました。
老年の店主曰く、「家具は、自分を映し出す鏡」なのだとか。
私らしい家具といえば、このテーブルです。