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繰り返し使う格子の効果
繰り返し使った格子は、非日常的なシアターのような上質な雰囲気や音響効果、家族の気配が感じられるぬくもりのある空間、外からのプライバシーの確保など様々な役割を果たしています。
4階バスコートのある浴室
4階にお風呂を作って大きな窓を付けると周囲のマンションから覗けてしまうので、こんな可動式のルーバーを付けました。それに合わせてウッドデッキも同じ材料で作りました。なかなか雰囲気のある感じのバスコートに仕上がりました。
この家は、他にも格子を繰り返し使うことで、壁や戸に深みのある表情を出したり、シアタールームでの適度な音響効果を狙ったり、格子を多用しています。
全て縦格子の引戸のリビング
壁や引戸に繰り返し縦格子を使い、引戸に見えないようなデザインにしました。シアタールームなので、音の乱反射を狙っているのと、ホールのような非日常的な場を演出する目的もあります。照明もちょっと工夫しています。
小ホールのようなシアタールーム
普段は、42型のTVを使用。TVの前に上から100インチのスクリーンが電動で降りてきて、天井に設置されたプロジェクターから映像が投影される仕組みです。ご夫婦でゆったりと映画鑑賞が出来る空間をつくりました。
アクセント照明
スクエア型の照明器具に木製の側板を両側に沿わせて、空間に合わせた照明に変身させました。ちょっと手を加えるだけで、大分、豪華なアクセント照明になります。ネオクラシックな空間に馴染ませたデザインにしました。
広めの対面カウンター設置のキッチン
対面キッチンのカウンターを円弧状に大きく取って、夕食も取れるような大きさにしました。右側の縦格子の4枚引き違い戸を開けると、隣のシアタールームと繋がり、映画を鑑賞しながらのバーカウウター的な使い方も面白いかもしれません。