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大胆な開口で空と緑をとりこんだ家
建て主の要望をもとに「開放的で楽しい“森の中の家”」をイメージして、この家をデザインした。
リビングを2階に配しその壁を大胆に開口して、敷地の向かいに広がる緑地の眺め取り込んだ。
コストを抑制するために木造とし、その通し柱を森の木々のように見立て、家自体を森の一部のように演出。
なだらかな斜面に位置する敷地の高低差を生かして、異なる箱をつなげたような遊び心のあるスキップフロアとした。
ダイニングからリビングを見る
窓いっぱいに景色が広がり、スキップフロアで高めに位置するダイニングからの眺めは、さらに開放感が増します。
サイズの違ったサッシを組み合わせ、木々に見立てた柱と窓の外の緑が連続するイメージを持たせた。
リビングからダイニングを見る
ミッドセンチュリーテイストの家具が良く似合い、床はメルバウという硬質な無垢フローリングを採用した。
二列型のキッチン
作業動線が短くて効率がよく、収納スペースも確保しやすい二列型キッチン。
天板などは機能性を考えてステンレスとし、側面は温かみのある木目。
リビングの角にDJブース
音楽が趣味というご主人のためのDJブース。
DJブースの側面部分には、レコードのジャケットをディスプレイ。
ダイニングからはしごを上がるとロフト
ロフトからは、屋根へ出る事が出来ます。
子供たちの遊び場になったり、ご主人の隠れ家的な使い方を想定しています。
子供部屋
作り付けのベッド。ロフト式にして収納スペースも確保。
トップライトから2階のベランダへ出ることができます。
和室
和室らしい落ち着きを大切にした空間とした。
採光を十分取った階段
上下に開口を大きく取り、明るい階段室とした。
DJブースにディスプレイしたレコードジャケットがアクセントになっています。
階段下はトイレ。
玄関から廊下奥を見る
敷地の高低差のまま、スキップフロアで奥に進む。
廊下から玄関を見る
玄関からも外の並木の緑が目に入るように、ガラスの開口を設けた。
道路から見上げる
既製品のサッシをサイズをランダムに組み合わせて特長を持たせた外観。
外壁はサイディングを採用。
前面道路から並木越しに見る
敷地が傾斜した場所にあり、この高低差を生かすことを考えた。
沿道からの 夜景
夜になると一転して、室内の明かりがひときわ目立ち、家全体から温もりが伝わる。
レイアウト図
異なる箱を並べてつなげたような配置。