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斜面にそびえるメガホン型の大開口ハウス
目神山の頂上付近のため眺めはいいが、三角形の斜面地。
採掘をすれば大きな岩がゴロゴロと出てくる地域。
コストを考えると地盤をさわらないプランが必要でした。
わずかな平地部分に基礎を設け1階として、2階は三角形の敷地に沿った、いわゆるメガホン型の外観にした。
2階に設けた大開口で、山頂近くから見えるパノラマをそのまま取り込むことに成功した。
道路より正面を見る。
三角形の土地で、半分以上が傾斜地のため、限られた面積でしか建てることができなかったが、道路側に広がるメガホン型の独特のプランとした。
道路より側面を見る。
2階のせり出し部分の柱を細くする方向で検討し、構造設計と打合せをして3本柱とすることでシャープな印象となった。
リビング
リビングの天井を高くし、開口を大きく取って山頂からの景色を生かした住宅としました。
建主の希望の薪ストーブは扉面のセンターに位置し、内観のアクセントとなる。
リビングからの眺望。
薪ストーブをセンターに両サイドの南東向きの窓からは、やさしい光と大阪方向の景色が広がる。
ダイニング&キッチン
キッチンは奥様との打ち合わせを重ね、ご希望のタイル貼りのキッチンを造作で作り、IKEAの扉材などでコストダウンを図った。
食洗機はミーレ、IHはガゲナウを入れ、大変満足していただいた。
バルコニー
広いバルコニーがリビング、ダイニングと繋がってるので、感覚的には面積以上の広さを感じらる。
ほぼ山頂付近となるので、ここから見える大阪方面の景色を生かすことも設計プランの重要なポイント。
1階の和室。
1階には、和室などの個室群をシンプルに並べた。
1階の バスルーム。
1階奥に設けたバスルームは、裏側が崖のため、全開口の開放的な浴室とした。
ご希望の設置型の洗濯機を洗面部分に配した。
説明図
三角形の土地で、半分以上が傾斜地のため、建築面積が限られることが課題でした。
1階は四角く構造的にも強度を取りやすい形とし、2階は敷地形状に添って2等辺三角形とし、一角をせり出し、長辺を南東の方へ向けて開口を取るプランとした。