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狭小住宅を広く感じる動線と空間
限られた敷地に建物の配置を考える時、一部を45度振ることで2台の駐車スペースと中庭を確保。
狭小住宅であえてリビングとダイニングキッチンを分けることにより、わざわざ移動する動線をつくる。
ワンルームにするより不便になるが、空間を移動する感覚が生まれる。
2階の寝室・子供部屋とも吹き抜け越しの窓が有り、家の中で家を楽しむ空間とし、
玄関の見上げ空間は、地中海やモロッコに有る路地の迷路のイメージでデザインした。
玄関からみた外観
建物の中心部分にある玄関と右側に45度に振った平屋がダイニングキッチンのスペース。
ダイニングキッチンの平屋の外観
ダイニングキッチンのスペースの平屋は三角屋根とした。
この平屋が、近隣建物からの視線を遮る役割も果たす。
2台分の駐車スペースを確保し、リビングなどがある別棟との間に中庭を設けた。
中庭
ダイニングキッチンとリビングの間にある中庭。
2階の個室はバルコニーでつながる。
ダイニングキッチンと中庭を見る
中庭は、敷地に対し建物配置を45度振る事でできた3箇所の空間のひとつ。
ダイニングキッチン
三角屋根からたっぷりの採光がある。
玄関ホール
玄関の飾り棚の裏には大きいシューズクロークがあり、そこで靴を脱いで家に入る。
リビングから玄関側を見る
リビングから2階へ上がる。
2階の各個室の間の吹き抜け空間
2階の個室は直接窓に接する場所を減らし、吹き抜け越しに窓が有る。
吹抜け空間は1階への集光装置でも有り、寒暖の調節場所でもある。
厳密な入れ子では無いが家の中の家を楽しむ空間。
玄関から見上げる
地中海やモロッコに有る路地の迷路のイメージでデザインした空間。
バスルーム
採光の工夫でとても明るいバスルーム。
洗面から家事室・物干へとつなげて、便利な動線を確保した。
