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海をとことん楽しむ遊び基地
まるで風景を切り取ったように、視界を遮らず海の絶景を楽しむ。
朝・昼・夜と表情を変えて飽きる事のない風景を全ての部屋から眺めることを可能にした家。
内装は建て主の希望であるガラス・鉄・白を基調にクールな空間とした。
外観については1・2・3階全ての仕上げを違う素材にしそれぞれ特徴をもたせた。
海側から見た外観
2階を筒状にして、純粋に海だけの景色を切り取ることに特化し、
3階の浴室とテラスは、思い切り海に向かって開け放った。
1階をRC造、2階を鉄骨造、3階を木造のイメージでデザインした。
真正面からの外観(夕景)
2階のバルコニー部分の壁とひさしが筒状に大きくせり出すことで、
室内からの景色に周囲の建物などを入れずに、海と空だけの景色を確保した。
風景を切り取ったようなリビングからの眺め
大きな開口部は高さ3.3m、幅5.8m。
できるだけ視界を遮りたくないため、ドア部分を除いてガラスは2枚に抑えた。
雨戸もレールで引いて縦に収めることで、広い視界を確保した。
リビングからダイニングを見る
床に段差の有るスキップフロアとすることで、視線の高さを変えて、
ダイニングキッチンから景色(海)を見やすくした。
キッチンからの眺め
スキップフロアを採用することで、キッチンからも海を見やすくした。
「朝、昼、夜と刻々と変わる海の表情は見飽きることがない」と建主は言う。
白基調でクールなリビング
段差の踏み板部分は、透明(ポリカーボネートとガラスの複層)にして1階の車庫の車が見えるようになっている。
建て主お気に入りのガラスとステンレスのダイニングテーブルに合うシャープなデザインは、
海と空だけの眺めとも相性がよい。
海を楽しめるジャグジー
引き戸を開ければ開放感あふれる露天風呂の感覚でオーシャンビューを存分に堪能できる。
2階のリビングの切り取った風景とは対照的に開放的な眺め。
3階のベットルーム
全ての部屋から海が見える。
海側から見た1階
2階に上がる階段と、奥はガレージ。
道路側から見た外観
塩害対策で耐食性の強い製品を使用するだけでなく、
庭やデッキなどの外部に設けた散水栓で水をかけて洗い流せるようにした。
潮風から車を守るためにガレージはビルトインで、雨戸はアルミでなく木製とした。
海から見る
近くに海水浴場もあり、玄関脇のシャワールームで体を洗い流すことができる。
その他、1階には釣り道具を飾ったり、仕掛けを作るための趣味室もあり、遊びの基地としての機能が揃っている。