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緑豊かな谷間に建つ。まちの「樹」のような住宅
焼物で有名な愛知県常滑市の緑豊かな谷間に建つ住宅です。
旧市街地で多く見られる煙突の用な外観が街と周囲に調和します。
共同設計:ウタグチシホ建築アトリエ
外観を見る
3階建てのボリュームが、街になじみながらも存在感を醸し出します。
外観見上げ
壁は、周辺の町並みに残る下見板張の壁に倣い、コロニアル葺としています。
玄関からエントランスホールを見る
玄関から中に入ると、柔らかなルーバーが来客を迎えてくれます。
吹抜けを見上げる
この家の中央にある3層をつらぬく吹抜けは、空に向かってのびるこの家の幹です。
最上部には光をとりこむトップライトと、風をとりこむハイサイドの窓が設置されています。
吹抜けを通して、光と風が家全体に広がります。
リビングからダイニングを見る
ルーバーの吹抜けのまわりには、スキップフロアでつながった各部屋がとりつきます。
ダイニングからリビングを見る
柔らかく区切られた空間は、角度によって視線をさえぎるルーバーによって、奥行きがもたらされます。
子ども部屋からリビングを見る
3階にある子ども室からは、リビングを見下ろすことができます。
奥に見える部屋は主寝室で、家のどこにいても家族の気配が感じられる家になっています。
リビングから谷斜面の緑を見る
また、周囲の豊かな自然環境は家の中にとりこまれ、ルーバーにあけられた開口により家全体に広がっています。
更新日時 2014年10月10日