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丘がつなぐリビングと縁側
小田原の郊外、平坦な街並みが続く敷地に建つ住宅です。立体的な段差のある住宅を希望するクライアントのために、基礎工事で発生する残土を利用して丘をつくり、丘に面した縁側とリビング、そして丘に沿って緩やかな段差のある室内をつくりました。
商品化された敷地のほとんどは整形で平坦地です。それは量産住宅が建つための条件でしょうが、本来自然環境がもっていた立体的な風景や、そこから得られる様々な生活の楽しさは失われてしまいました。
丘がつなぐリビングと縁側
丘のてっぺんから縁側を見下ろす。深庇に護られた縁側が丘へ向かってリビングを拡張しています。
丘がつなぐリビングと縁側
丘のある外観
丘がつなぐリビングと縁側
縁側越しにキッチンとダイニングを見る。背後の壁が白く光っているのは、トップライトの効果です。
丘がつなぐリビングと縁側
縁側からの風景。奥の縁側伝いに行った先には寝室があります。
丘がつなぐリビングと縁側
階段状に繋がる将来の子供すスペース。一番奥には客間の畳敷きの空間があります。そしてそれぞれが縁側伝いに入れる様になっているため、将来は仕切ることも可能です。
丘がつなぐリビングと縁側
キッチンからリビングを見る。左の天井にトップライトが設えられています。キッチンとダイニングテーブルはacaaのデザインで、一体化しています。
丘がつなぐリビングと縁側
縁側からキッチンを見る。ダイニングテーブルの向こうの壁に終日いろんな光が降り注ぎます。
丘がつなぐリビングと縁側
キッチン、ダイニング、リビングの夕景
丘がつなぐリビングと縁側
中庭の夕景
丘がつなぐリビングと縁側
外観夕景
