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森に包まれ、自然の恩恵を享受する家
沖縄の自然豊かな場所に建つ家。
傾斜地の荒れた土地を、地形を壊すことなく再生しながら建築することで、
谷底に茂るガジュマルの森と水平線、そのどちらの眺望も得ることができた。
地下1階、地上2階の3層で構成。
エントランスのある中間層から上階へ向かうにつれ自然との接触が増え、
2階バルコニーには森と海を望む絶景が広がる。
反対に、1階はプライベートスペース、地階はゲストルームとし、自然との接触を適度に抑えた空間となっている。
リビング (撮影:石井紀久)
2階リビングからは沖縄の豊かな自然を望むことができる。
テラスとの境界はガラス張りにし、リビング、テラスの天井を共にチーク板張りにすることで、
内と外との一体感が生まれた。
リビングの床にもチーク材を使用。
バルコニー (撮影:石井紀久)
東側には海、北側にはガジュマルの森が広がり、それぞれの眺望を堪能することができる。
バルコニー2 (撮影:石井紀久)
リビング正面に、L字型に広がるバルコニー。
左手には、リビングから40cmほど上がったキッチン&ダイニングがある。
キッチン&ダイニング (撮影:石井紀久)
リビングから一段上がった場所にあるキッチン&ダイング。
キッチンに立っていてもダイニングに居ても外の景色を眺めることができる。
1階エントランスホール (撮影:石井紀久)
傾斜地に建つため、1階エントランスからは谷に生い茂るガジュマルの森が見える。
大きな窓が森の緑を切り取る。
1階エントランスホール2 (撮影:石井紀久)
1階は水回り、寝室、クローゼットといったプライベートスペースとなっている。
階段室 (撮影:石井紀久)
2階から1階へと続く階段。
2階リビングとの間をガラス張りにしているので、階段室からも外の景色を望むことができる。
地下への階段 (撮影:石井紀久)
エントランスの床はモルタル、壁と天井は珪藻土で仕上げた。
地下にはゲストルームやアトリエがある。
外観 (撮影:石井紀久)
コンクリート打ちっぱなしの外壁に、ランダムに設けられた窓が印象的。
周囲の自然と溶け込むように存在している。