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人と犬がのびやかに暮す、ドッグランのある家
建て主の要望は、家族と2匹の愛犬がのびのびと暮せる、広いドッグランのある家。
166坪という広い敷地の中央に細長い建物を配置したことで、家を挟んで2つの庭ができた。
メインとなる東側の庭をドックランとして、西側の庭は洗濯物を干す際などに使うバックヤードとして利用。
敷地を分断するように建っているのは、真っ白い箱のような平屋。
建物の中央に一直線の廊下を配し、その両端に各居室を結節させた。
「開放的な一体空間がいやで、暗い室内から明るい外を眺めるほうが好き」という建て主。
家のいたるところに配された窓からは明るいドッグランが見渡せ、子供や愛犬が遊んでいるのを見守ることができる。
家の中には愛犬が楽しめる仕掛けがある一方で、キッチンなどには犬が入れないようになっており、
人と犬、両方が心地よく過ごせるよう工夫した。
人にとっても犬にとっても快適で、楽しく暮らせる住まいとなった。
外観
南側の玄関から建物を見る。
真っ白でシンプルな、箱のような家。
外観
白い箱が連立しているように見える。
建物の中央には背骨のように真っ直ぐな廊下を渡し、その両脇に小さなスペースを結節させるというユニークな造りとなっている。
ドッグラン
建て主の希望であった、広々としたドッグラン。
思いっきり走り回れるよう、シンボルツリー以外の植物は植えていない。
廊下
家の中を貫くように廊下が一直線に通っており、
廊下の両脇に各部屋がつながっている。
犬のために作った廊下ではないももの、室内でも長い廊下を駆け回ることができ、退屈せず過ごしている。
リビング1
リビングは他の居室に比べて天井が高くなっている。
愛犬が室内でも活発に遊べるよう、階段をつけて動きのバリエーションをもたせた。
ロフトの上は子供と愛犬たちの遊び場となっている。
リビング2
建て主のセンスを活かしたインテリア。
シンプルでシックな室内に、フラミンゴ柄のユニークな輸入壁紙やアンティークのシャンデリアなどがアクセントとなっている。
リビング3
「暗いところから明るい外を見たい」という建て主の希望どおり、窓からは明るいドッグランが見える。
リビングのゲージ
犬好きのお客様だけが訪れるとは限らないので、リビングにはゲージを設けた。
来客時はここでおとなしく過ごしている。
ダイニング
ダイニングの窓からはドッグランに植えられたシンボルツリーが見える。
落ち着いて作業をしたいという奥様の希望で、キッチンはダイニングから独立したスペースにある。
子供室
4畳半ほどの子供部屋。
小さなスペースだが、ハイベッドを造作したことで遊ぶスぺ―スも十分に確保。