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太陽の光が移ろう日時計の家
建て主奥さまの実家から譲り受けた、34坪の敷地。
ご夫妻の希望は、家族の距離感が近い広々としたリビングの平屋。
フラワーアレンジメントの講師である、実家のお母さまが教室を開くスペースも必要だった。
打ち合わせを重ねる中で、奥さまの昔からの夢である絵本の部屋も実現することに決定。
キッチンとリビングを中心に、放射状に個室を配置するプランを採用した。
寝室からリビング、絵本の部屋やアトリエへと太陽の光が移動する様子は、まるで日時計のよう。
家族がそれぞれに好きなことをしながらも、存在をゆるやかに感じられる家が完成した。
外観
34坪の敷地に建つ平屋。
屋根はアスファルトシングル、外壁はカラマツを縦に貼った。
アトリエ
お母さまがフラワーアレンジメントの教室を開いたり、友人との集まりにも活用するスペース。
リビング
放射状デザインの中央に位置している。
キッチンは奥にコンロスペースがある、セパレートタイプ。
キッチンからの眺め
家族がどこにいるか一目でわかり、開放感のあるデザイン。
和室
小上りになったご主人の書斎。
床下には全館空調の機器を納めた。
絵本の部屋
床を丸くくりぬき、床下スペースに絵本を納められるようにした。
段差をベンチにして読み聞かせできる、奥さまお気に入りのスペース。
パウダールーム
モルタルと木でナチュラルな雰囲気。
バスルーム
家族で入れるように、広めにした。
屋根裏
壁がないので風の通り道になっている。
オフシーズン物の収納にも活躍。
更新日時 2016年05月19日