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投稿記事
印象的なほどに白く
都市郊外の住宅街に建ちます。限りある敷地と予算の中で、施主の求めているものはどこまでも美しく、無駄なものをそぎ落とした、潔い空間でした。我々はそれに答えるべく、要素をひとつひとつ丁寧に取り除き、障子による美しい間接光とトップライトから降り注ぐ印象的な光が、白い空間に彫塑的な陰影を創り出すインテリアを提案しました。 終日、ゆっくりと変化してゆくひかりと陰影は、美しく生活風景を彩ります。
経年変化の感じられるリノベーション
築40年のビル一棟をフルリノベーションし、アジア人留学生向けサービスアパートメントへとリニューアルする計画。 経年変化の感じられるコンクリートの構造体は現し、そのなかに温かみのある光、素地の木材をそえることで再生させた。 窓のある採光面は光沢のあるファブリックで覆い、背面は左官仕上げとしている。 差し込む陽射しはその狭間で光が乱反射することでオーロラのような重層的な光のスクリーンがあらわれる。 ファブリックで覆われた照明光は自然光のような柔らかな光をもたらす。 天井あらわしの際、露出した設備配管が張り巡らされるが、その配管の扱い方を考えた。既存躯体の梁スリーブに着目し、 配線ルートを検証し、設備用モールを取り付けることで設備配管を構造体の梁のような表現として扱っている。 天井を走る配線モール上から家具のレイアウトに応じて照明光を配置した。 設備配管は構造体の梁のように見立てた表現とすることで、天井面を統一感の感じられる仕上げとなるよう意図した。
西谷隆建築計画事務所 東京都 建築家
出しっぱなしの美学
「出しっぱなし」と言うとなんだか、だらしない感じがしますが、家の中では出しっぱなしにしておかないと不便なものがたくさんあります。 例えばボックスティッシュなどは、いつでも手の届く場所に置いておきたいもの。 家はすっきりと片付いていることも大事ですが、やはり家族が過ごしやすい場所であるのが一番です。 そこで、私はものを選ぶとき、「出しっぱなしにしていても美しいかどうか」をひとつの基準としています。 私が使っていて、出していて、嬉しくなる道具をご紹介したいと思います。
サブ照明は明るさよりもデザイン重視で
最近はいろいろなタイプのデザイン照明が売られているので、 照明にこだわっている人は多いと思います。 また、最近のマンションではダウンライトを使用しているところが多いですし、 一戸建てでもダウンライトを設置することが多いよう。 とは言え、それだけではちょっと暗いので、 他の照明器具を併用する場合が多いと思います。 我が家のリビングダイニングでは、天井にはダウンライトとメイン照明、 サブ照明を使っていて、低いところには間接照明やキャンドルなどを使っています。 メイン照明はやはり明るさにこだわったのですが、 サブ照明は明るさよりもデザイン重視にしました。
子育てを考えたら、無垢の床に辿り着きました
雑誌編集という仕事柄、2003年の建築基準法に改正に伴って、 いくどかシックハウス対策のマテリアルを特集しました。 それをきっかけとして、素材重視の家づくりへの興味がわいてきました。 「ナチュラルで行こう!」と、決めたのは子供が生まれてから。 子育てをしていると、赤ちゃんや子供は室内の壁や床、家具に驚くほど触ります。 かじったり、なめたり、信じられないような行動をとることもしばしばです。 口に入っても安全なものを探していたら、結局は「木」に行き着きました。 空気を汚さないマテリアルであること。 これが魅力でした。
室内のイメージにあわせたソファーのテキスタイル選び
我が家には二つのソファーがあり 、一つをリビングに、もう一つはテレビの部屋に置いています。 リビングのソファーは、独身時代に無印で購入したものです。 表面積の大きなソファーは、かけるテキスタイル次第で室内全体のイメージを変えることにつながると思います。 私は、機能性以外はソファー本体に求めませんでした。 これまではドロップ刺繍がかわいらしい茶色のテキスタイルを使っていましたが、 今の家では床と同系色のため、ぼやけた印象になっていました。