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外に開かなくても明るく風通しの良い家
角地で日当たりの良い敷地ではあるが、西側をバス通り、南側はマンションに面しています。
プライバシーと安全性の確保を最優先にしながらもを、明るさや広がりを失わないデザインを模索しました。
1階の道路に面した開口部は大きくはありませんが、外に開かなくても、光庭や吹き抜けを通して家の中は光と風が通り、開放感に溢れています。
建て主ご夫妻は造作家具製作の会社を営んでいて、木のぬくもりを感じる家が好み。
床材のチークや、木製サッシにこだわり、プロであるご主人が造作家具を製作しました。
白壁と木に囲まれた空間に、奥さまの趣味であるアンティーク小物や家具が味わいを添えています。
外観にも、テラスの木製フェンスや玄関ポーチの格子など、木の温かさを感じられます。
自然体で暮らせる居心地の良い家が完成しました。
ダイニング
正面の光庭と吹き抜けからの光で明るい空間。
ダイニングから書斎の眺め
階段正面のスペースはご主人の書斎。
ご自身が18年前に製作した思い出の椅子を配した。
キッチンからリビングの眺め
料理をしながらも、リビングの様子が分かるカウンターキッチン。
振り向けば玄関に帰ってきた家族も迎えられる。
リビング
子どもたちがのびのびと遊ぶリビングで、音楽を聴くのが建て主ご夫妻の楽しみ。
光庭
道路との緩衝帯の役割もある光庭にはヒメシャラを植えた。
木製の格子が外からの視線をさえぎり、風を通す。
階段
上部スリット窓からの光が、時間によって表情を変える階段室。
踊り場のニッチには小物を飾って楽しんでいる。
2階ホール
吹き抜けとテラスに面しており、大きなガラスとハイサイドライトで冬でも暖かい。
テラスの向こう側には洗面室とバスルーム。
寝室と子ども室
子ども室の上には、ホールからはしごで上がれるロフトが。
隠れ家のような楽しいスペース。
外観
テラスを囲う木製フェンスがアクセントの外観。
道路に挟まれているため、開口部を最小限に抑えている。