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リノベーションでつくる、居心地の良い家
長年住んだ賃貸住宅を、オーナーから買い取りリノベーションした建て主ご夫妻。
居住経験をフィードバックし、好みの間取りを追求した。
建築関係の仕事に携わる建て主ご夫妻がこだわったのは、余計な仕上げが必要な素材を使わないこと。
壁材には個性的な木目が特徴のラーチ合板を使用、天井にはコンクリート躯体を現した。
ホームパーティーを開くのが好きなご夫妻のライフスタイルに合わせ、キッチンを中心にレイアウト。
調理しながら、家族やゲストと会話ができる長いカウンターを採用した。
集合住宅なので変更できない共用部のサッシは、木製建具の内窓を追加し、断熱性を高めた。
限られた面積でも、素材やインテリアにこだわることで快適な空間を演出することができる。
小さくても心地よい、木の香りの家が完成した。
玄関
ブドウをモチーフにしたオリジナルデザインの照明が印象的。
リビング
「MAKE AND SEE」でオーダーしたソファを中心としたくつろぎのスペース。
寝室との区切りのガラス棚は、既存のものを再利用した。
キッチンから寝室を眺める
寝室との間仕切り壁には本棚を埋め込んで、省スペースを実現した。
スイッチプレートも壁と同じ素材で製作し、インテリアに溶け込むデザインにした。
キッチン
ホームパーティーを開くことも多いご夫妻。
部屋の中央に、ダイニングテーブルと合わせて5.8mのカウンターを設置した。
ダイニング
キッチンカウンターの続きにダイニングテーブルを配置。
仕事や、アイロンがけなどの作業にも活躍している。
寝室
ふちなし畳を敷いた寝室は、床から40cmの小上りにした。
畳の下は収納として活用できる。
パウダールーム
砂岩タイルをあしらった清潔感のあるスペースには、換気のための小窓を設置した。
トイレ
狭いスペースだがお気に入りの本を飾りインテリアにしている。
