- Like!
- 1
大町の家
敷地は南に緩い傾斜のある、神戸らしい住宅地の一角にあります。クライアントは周辺との相互のプライバシーを特に気にされた為、大きな開口を周囲に直接開く事は避けた計画です。LDKの大開口はバルコニーの壁が3階まで上がり、道路から伺う事は出来ません。
外観の特徴となっている斜めの壁は、1階部分で駐車場、2階部分でバルコニーを確保し、2階から光を1階にもたらします。
3階は子供部屋が2室あり、1・2階と異なり四方に横長の窓が連続する開放的な空間です。
開口の有り方に変化を持たせ、各階に特徴のある空間が出来上がっています。
外観
駐車場と2階にバルコニーを確保する為、斜めの壁が出来上がりました。
外観
1・2階は直接隣地側、道路側に大きな開口を設けていません。3階は4周に繋がる窓で、視界が広がります。
外観
道路側から室内を伺う事は出来ません。
玄関の扉
斜めの壁でせり出した部分があり、玄関の庇となっています。
廊下
斜めの壁の上部からリビングを介し、間接の光が届きます
LDK
腰下の開口で1階と、腰上の開口でバルコニーと空間は繋がります。
オーダーキッチン
キッチンはオーダーで、ステンレスの天板に面材をシナ合板としています。シナ合板は、板の目が連続するよう同じものを使用しています。
リビングとDJブース
正面壁はTV、オーディオ類の棚です。左端はDJブース。
3階の子供部屋
3階から海を見ることが出来ます。4周に繋がる窓で、視界が広がります。