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趣味の自転車を楽しむユニークな住まい
シクロクロスという自転車競技にはまっているご主人。
仲間とレースに出るほどの自転車好き。
所有する自転車の数も増えたこともあり、一戸建ての物件探しを開始した。
家に来るチラシを細かくチェックしたりする中、ある物件のチラシが目に留まった。
それは、自分たちが良く通っていた喫茶店で、理想とする間取りも可能であると判断して迷わず購入。
喫茶店だった1階はご主人の趣味である自転車を楽しむスペースにし、2階をLDK、3階を各個室へとまるごとリノベーションした。
喫茶店だった1階部分を自転車を楽しむ空間に。
自転車などをディスプレイした壁や、並べられた愛車。
ここで自転車のメンテナンスやトレーニングをする。
「自転車を出し入れしたりメンテナンス等で汚れても味が出るように、床はモルタル仕上げの土間に。
土足で上がれるというので、自転車仲間からも好評です。」とご主人。
作業用の造り付けカウンター。
細かい作業をするための造り付けのカウンターや工具を引っ掛けるようにパンチングボードを壁に設置。
整然と並んだ工具やパーツ類。
自転車仲間が集える趣味のガレージに。
奥には、喫茶店の面影を残したカウンター。
厨房もそのまま残し、仲間が集うサロン的なスペースに。
プロジェクターで映画を映し出せる壁。
プロジェクターで映画を見たり、自転車談義をしたりと遊びの空間を手に入れた。
2階の一体感のあるLDK。
ナラ材の無垢フローリングや漆喰の壁など自然素材をメインに、TVボードやPCカウンターなどを一体とした造作家具を一面に配し、一体感のある空間となりました。
床と同じナラ材を用いた建具もオリジナル。
リビング側からキッチンを見る。
奥様のこだわりキッチン収納やタイルや羽目板などのキッチン周りのスペースが空間に彩を与えています。
こだわりのキッチン。
タイルの色味、羽目板を使った腰壁、厨房をイメージしたステンレスの壁、お気に入りの食器を置く飾り棚。
全て奥様のこだわり。
「時間がある時はじっくり料理やお菓子作りをするのが好きなので、キッチンに立つのが楽しみのひとつになりました。」
「リノベーションのきっかけは?」
「家について漠然と考え始めた頃、アネストワンのパンフレットが目に留まり、自分の思い描いていた施工事例が載っていた事、方向性が同じかなと感じて相談会に伺ったのが始まりです。
新築の住宅にそもそも興味が薄く、理想とする家を新築で考えるのは予算的にも難しいだろうと思っていたので、リノベーションで今あるものを使うことは自然な流れでした。
騒音などを気にせずに生活したかったことや一戸建てへの憧れがあったので、当初から戸建ての家に絞って物件探しをしました。
家に来るチラシを細かくチェックしたり、不動産にも積極的に足を運んで、いい物件が無いか探していたところ、この物件に出会い、これ以上ないレア物件だと思い迷わず即決しました。
物件探しを含め、受身ではなく積極的に動くことで自然と良い流れを引き寄せられるのだと実感しました。」
「リノベーションされた家の暮らしはいかがですか?」
「タイルに囲まれながら料理している時間だったり、主人と息子がリビングで遊んでいるのをキッチンから眺めている時に、幸せを感じます。
設計段階で自分たちのイメージや要望を全てデザイナーに伝えた結果、想像以上のものを提案していただき本当に感謝しています。」
「リビングで自分でじっくりいれたコーヒーを飲んだり、1階で映画を見ながら自転車の整備やトレーニングをしたりしている時に自分らしく暮せていると感じますし、日々の暮らしがより楽しくなりました。
最近では妻がキッチンへ行くと、息子がすぐに手伝いに来てくれるようになったので、2人が一緒に立っている様子を見るのもうれしい一コマですね。
以前の暮らしでは、自転車をメンテナンスする騒音で妻が眠れないことがあったのですが、専用部屋ができた事によって、かなりのストレスレスになったそう。
今後はそれぞれお互い自分らしく、貪欲に生き生きと生活していきたいですね。」
更新日時 2014年07月23日