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大切な実家を自分らしい空間にリノベーション
親御さんから譲り受けた実家をリフォームして住み継ぐことになった建て主。
既存の家が持つ良い所を活かしつつ、安全に、これからも長く住めるよう耐震性能を向上させた。
LDKは開けたワンルームに。
キッチンからはリビングダイニングを見渡すことができ、料理をしながらも育ち盛りのふたりのお子様の姿を見守ることができる。
もともとダイニングがあった場所はスタディスペースとした。
壁には漆喰、床には無垢のナラ材を使用し、素材感ある温かい空間となっている。
小上がりの畳スペースの一角など随所に奥様の趣味である生け花が飾られ、空間を優しく彩る。
「漠然としていた希望がまとまり、家族のスタイルに合う、見た目の好みも思い通りの家になった」と建て主は話す。
長年大切に住まれてきた実家が自分たちらしい住まいへと生まれ変わった。
リビングダイニング
自然光が優しく差し込むリビング・ダイニング。
以前から、床はナラ材に、壁は漆喰にしたいと考えていたという建て主。
理想が形となり、思い通りの住まいになったと話す。
吸湿性、消臭力があり部屋の空気を綺麗にしてくれる漆喰のよさを、住んでみて実感しているのだそう。
ダイニング
キッチンの開口部は外から丸見えにならない程度の、適度な大きさ。
開放感を与えつつも、急な来客にも慌てず対応できる。
ダイニングセットは、ソファの寛ぎ感も味わえるよう少し低めのものをチョイス。
食事をするのにも、リラックスするのにもちょうどいい。
キッチン
適度に生活感を隠しながらも、リビングダイニング全体を見渡すことができるキッチン。
わんぱく盛りのお子様にも目を配ることができる。
開口部上部に設けた、サイズや種類が違うガラスを組み合わせた仕切りがポイント。
スタディスペース
既存のダイニングスペースをそのまま残し、スタディスペースに。
リビング
ひと続きになっているリビング・ダイニング。
シンプルナチュラルな空間の中、奥様が生けたお花が空間を彩っている。
和室
リビングには小上がりの畳スペースを設け、寝そべってのんびり過ごせる場所となっている。
奥様の趣味の生け花を飾る一角も。
畳の下は大容量の収納スペース。
キッチン2
オープン棚やアイアンのバーに食器や調理器具を仕舞い、見せながら収納。
キッチン3
生活の道具もインテリアの一部のように空間を演出している。
ガーデン
縁側のある庭は、どこか懐かしい雰囲気。
古い家の良さを生かしつつ、自分たち好みにリノベーションした家で、これからも心地いい暮らしを追及していくのだそう。